図2 日銀短観（2020年6月調査）日銀短観（2020年6月調査）▲80▲60▲40▲200204060808789919395979901030507091113151719全規模・全産業大企業・製造業大企業・非製造業（「良い」－「悪い」、％ポイント）（年）※網掛けは景気後退期業況判断DI84▲4▲31▲3450▲8▲34▲2721208▲17▲14▲40▲30▲20▲10010203019年9月12月20年3月6月9月（注1）大企業は資本金10億円以上の企業。中堅企業は資本金1億円以上10億円未満。中小企業は資本金2千万円以上1億円未満。（注2）回答期間は、5/28(木)～6/30(火)。回答基準日（企業からの回答が7割程度集まる基準日）は、6/11(木)。（出所）日本銀行「全国企業短期経済観測調査（短観）」業種別DI（大企業、製造業）業種別DI（大企業、非製造業）非製造業3月先行き変化幅 小売▲ 729▲ 5 通信148▲ 68 卸売▲ 7▲ 27▲ 20▲ 24 建設3615▲ 215 物品賃貸297▲ 22▲ 3 電気・ガス3▲ 22▲ 25▲ 7 情報サービス4520▲ 252 対事業所サービス358▲ 2711 宿泊・飲食サービス▲ 59▲ 91▲ 32▲ 77 運輸・郵便▲ 7▲ 43▲ 36▲ 23 不動産32▲ 12▲ 44▲ 2 対個人サービス▲ 6▲ 70▲ 64▲ 466月製造業3月先行き変化幅 金属製品▲ 19▲ 25▲ 6▲ 28 食料品5▲ 8▲ 13▲ 9 非鉄金属▲ 26▲ 39▲ 13▲ 36 化学▲ 6▲ 19▲ 13▲ 17 石油・石炭製品▲ 18▲ 32▲ 14▲ 6 造船・重機等▲ 29▲ 46▲ 17▲ 54 繊維▲ 17▲ 38▲ 21▲ 27 窯業・土石製品14▲ 8▲ 22▲ 17 業務用機械▲ 6▲ 29▲ 23▲ 16 電気機械▲ 3▲ 28▲ 25▲ 18 生産用機械▲ 11▲ 37▲ 26▲ 29 はん用機械0▲ 26▲ 26▲ 28 紙・パルプ4▲ 33▲ 37▲ 12 鉄鋼▲ 15▲ 58▲ 43▲ 57 木材・木製品0▲ 53▲ 53▲ 47 自動車▲ 17▲ 72▲ 55▲ 516月図1 新型コロナウイルス感染症の経済への影響と対応新型コロナウイルス感染症の経済への影響と対応悪化局面悪化から回復に向かう局面本格的回復局面へ産業・地域対応国内外における経済活動の抑制の徹底と段階的な解除人の移動や対面接触の制限の継続新たな需要に対応する動き感染拡大継続の下押しリスクに留意インバウンドの急減、外出自粛、世界経済悪化影響を受ける業種・地域が急速に悪化（自動車販売減少等）食品、医薬品等の販売は堅調で、ネット通販、テレワーク需要は拡大機械投資が弱含む一方、ICT投資は底堅い経済活動の正常化国際的な人の移動制限の段階的な緩和（インバウンド需要の段階的な回復）産業構造・経済社会の変化感染再拡大の防止と備え経済活動再開に備えた雇用の安定・事業の継続個人・企業の行動変容への対応感染拡大防止経済活動再開に備えた雇用の安定・事業の継続産業構造・経済社会の変化への対応（デジタル化・オンライン化）新たな危機への備え（サプライチェーン、危機時の政策対応）○世界の景気は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きがみられる。‣先行きについては、経済活動の再開が段階的に進められる中で、持ち直しの動きが続くことが期待される。ただし、感染症の拡大によるリスクに十分留意する必要がある。○日本の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きがみられる。‣先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で、各種政策の効果もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されるが、感染症が内外経済に与える影響に十分注意する必要がある。経済状況4-6月期(民間予測)成長率▲6.5%（前期比）前年差▲11.5兆円1-3月期GDP成長率▲0.6%（前期比）前年差▲2.3兆円7-9月期(民間予測)成長率+2.3%（前期比）前年差▲8.9兆円2021年成長率＋2.4％（前年比）10-12月期(民間予測)成長率+1.1%（前期比）前年差▲5.2兆円（出典）内閣府「国民経済計算」、日本経済研究センター「ESPフォーキャスト」（7月9日公表）※GDPの前年差は、ESPフォーキャストに基づいて試算したもの4 ファイナンス 2020 Aug.特 集
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