各地の話題エーションも多彩です。街のあちこちに置いてある「佐世保ハンバーガーマップ」を片手に、店により大きさや具材が様々である佐世保バーガーをご賞味してみてはいかがでしょう？○海上自衛隊カレー海上自衛隊の各艦艇で食べられている特製カレーを市内飲食店においてレシピを再現して作っており、それぞれの特徴あるカレーの味を楽しむことができます。また、元々船上での食事のため食器も特色あるものとなっています。他にも「レモンステーキ」や「海軍さんの入港ぜんざい」など、多種多様な美味しいグルメがあります。６おわりに佐世保は、明治期の鎮守府設置（昨年、鎮守府設置130周年を迎えた）以来、恵まれた自然環境を活かし、港を中心に発展してきた街であり、令和4年（2022年）には市制120周年を迎えます。明治・大正・昭和・平成・令和と120年近い年月は佐世保の街にその時々の歴史を刻んできました。戦前の旧海軍、戦後の駐留米軍との交流は佐世保の文化にも影響を与え、国際色豊かな街の香りとなって根付いています。さらに前述したとおり、令和2年度（2020年度）には三浦地区に加え、浦頭地区に国際クルーズ船専用の港湾施設が新たに整備され、今までの倍近い国際クルーズ船が佐世保港に寄港する見込みとなっています。このように、佐世保は九十九島をはじめとした海と山の自然に恵まれるとともに、国際性も豊かな観光都市です。全国の皆さん、是非、海風そよぐ港町、佐世保にこらっさんね!! 待っとるけん!!（佐世保に来てください。待っています。）九十九島にまつわるおはなし《民話「一里島」より》美しい月が出た夜に、佐世保の沖に浮かぶ100の島が佐世保湾に集まり酒宴を開くことになった。夜が明けるまでに元の場所に帰らなければならないが、酔ってしまった弁天島は呼んでも押しても全く起きない。仕方なく置き去りにして他の島たちは元の場所へ帰って行った。気が付いた弁天島も慌てて後を追ったが、時すでに遅し。陽が昇り、浜から1里ほどのところで動けなくなり、取り残されたその島は「一里島」と呼ばれるようになり、沖合の100の島々は1つ減って「九十九島」になったそうだ。 ファイナンス 2020 Apr.79連載各地の話題
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