ファイナンス 2020年1月号 Vol.55 No.10
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財務省と車座ふるさとトーク経済学部の学生から疑問や意見を伺う「車座ふるさとトーク」は、大臣、副大臣、大臣政務官が全国各地を訪問し、さまざまな年齢、職業の人々と車座の対話を行い、政府が取り組んでいる重要政策について説明をするとともに、現場の生の声を聞いて政策に活かす取り組みで、平成25年2月から開催されている。今回の開催で政府全体では通算190回目、財務省では13回目の開催となった。なお、政府全体として新潟県での開催は佐渡市、上越市、三条市に続き4回目となった。新潟市は、国内最大の水田面積を持つ大農業都市でありながら、国際空港や港湾、新幹線、高速道路などの交通網が整備され、約80万人の人口を抱えている。会場となった新潟大学は本州日本海側ラインに立地する大規模総合大学として、日本海側広域の課題への貢献を通じて、地域社会における国立大学の役割を積極的に果たすことを目指している。今回の車座ふるさとトークには経済学部の学生の中から男性7名、女性3名の計10名が参加し、遠山清彦副大臣と「日本の財政の現状について」意見交換を行った。また、遠山副大臣は地元を代表する企業である亀田製菓株式会社を訪問し、新潟の産業界の現状などについて同社佐藤社長と意見交換するともに、亀田工場の視察を行った。次ページ以降では、車座ふるさとトークの内容と亀田製菓の訪問の様子をリポートする。なお、これまでの車座ふるさとトークの概要は財務省HPや政府広報オンラインで閲覧できる。https://www.mof.go.jp/public_relations/ohter/kurumaza/財務省HPhttps://www.gov-online.go.jp/topics/furusato/政府広報オンライン日本の財政の現状について将来を担う大学生と意見交換開催概要実施府省庁財務省開催日令和元年11月18日開催地新潟県新潟市テーマ日本の財政の現状について参加者数10名(男性7名、女性3名)プログラム●遠山副大臣挨拶●参加者との意見交換財務省の開催実績開催年月開催地出席者平成30年11月静岡県静岡市伊佐大臣政務官平成30年5月長野県松本市長峯大臣政務官平成29年11月広島県福山市うえの副大臣平成29年6月愛知県豊田市大塚副大臣平成28年11月滋賀県彦根市木原副大臣平成28年4月高知県高知市坂井副大臣平成27年11月東京都青梅市岡田副大臣平成27年5月山口県下関市宮下副大臣平成26年9月埼玉県さいたま市御法川副大臣平成26年3月大分県大分市古川副大臣平成25年11月大阪府東大阪市葉梨大臣政務官平成25年6月岡山県岡山市山口副大臣 ファイナンス 2020 Jan.4遠山副大臣が訪問車座ふるさとトークin新潟を開催特集

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