ファイナンス 2020年1月号 Vol.55 No.10
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編集後記編集後記1月号(通巻第650号)令和2年1月17日発行編集・発行編集補助・印刷・販売財務省日経印刷株式会社〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-15-503-6758-1011ISBN978-4-86579-199-0定価(本体463円+税) 年間購読料(別刷を除く)本体5,556円+税/送料別●本書購読のお申し込み、宛先などの変更は、下記までご連絡ください。 全国官報販売協同組合(普及サービス部) TEL 03-6737-1506 / FAX03-5855-2303 e-mail:orderzasshi@gov-book.or.jp●記事の大宗がホームページでもご覧いただけます。 財務省広報誌「ファイナンス」トップページ https://www.mof.go.jp/public_relations/nance/ ⇨●本誌へのご意見・ご要望は 〒100-8940 東京都千代田区霞が関3-1-1 「財務省広報室内ファイナンス編集部」あてにお送りください。 e-mail:nance@mof.go.jp財務省ホームページ https://www.mof.go.jp ⇨財務省ツイッター公式アカウント @MOF_Japan ⇨いきなりですが、本誌が発行される1月17日は「防災とボランティアの日」。阪神・淡路大震災から25年が経ちます。大学受験に失敗し、風の吹くまま気の向くまま、流れ着いた神戸でボランティアをしたことが懐かしくもあり、気恥ずかしくもあり。ただ、何者でもなかった自分が人から感謝されたことの喜びは今でも忘れられません。受験勉強中に解いた過去問で今でも忘れられないのが、ある映画の主人公の台詞を読んで感じたこと考えたことを書けという問題。「インテリというのは自分で考えすぎますからね、そのうち俺は何を考えていただろうって、分かんなくなってくるんです。つまり、このテレビの裏っ方でいいますと、配線がガチャガチャにこみ入っているわけなんですよね、ええ、その点私なんか線が一本だけですから、まァ、いってみりゃ空っポといいましょうか…」頭でっかちだった自分に痛いほど刺さりました。寅さんこと渥美清さんの最後の台詞は、阪神・淡路大震災の被災地での「皆様、本当にご苦労様でした」だそうです。「男はつらいよ」シリーズが始まって50年。50作目「男はつらいよ お帰り寅さん」が公開されています。久しぶりに会いに行こうと思います。(財務省広報室長 木村 公一)81 ファイナンス 2020 Jan.

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