2019年12月号 Vol.55 No.9
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編集後記編集後記12月号(通巻第649号)令和元年12月13日発行編集・発行編集補助・印刷・販売財務省日経印刷株式会社〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-15-503-6758-1011ISBN978-4-86579-196-9定価(本体463円+税) 年間購読料(別刷を除く)本体5,556円+税/送料別●本書購読のお申し込み、宛先などの変更は、下記までご連絡ください。 全国官報販売協同組合(普及サービス部) TEL 03-6737-1506 / FAX03-5855-2303 e-mail:orderzasshi@gov-book.or.jp●記事の大宗がホームページでもご覧いただけます。 財務省広報誌「ファイナンス」トップページ https://www.mof.go.jp/public_relations/nance/ ⇨●本誌へのご意見・ご要望は 〒100-8940 東京都千代田区霞が関3-1-1 「財務省広報室内ファイナンス編集部」あてにお送りください。 e-mail:nance@mof.go.jp財務省ホームページ https://www.mof.go.jp ⇨財務省ツイッター公式アカウント @MOF_Japan ⇨いきなりですが、皆さん、財務省の庁舎の歴史はご存じですか?大蔵省本庁舎として造成工事にとりかかったのは昭和9年、時局による工事の一時中止もありながら仮竣工にこじつけたのが昭和15年、内装工事を経て一応の完成をみたのが昭和18年(1943年)でした。既に80年近く、この地に立ち続けているのですね。庁舎が立つ前はロシア大使館が、明治維新にさかのぼると丹後国の宮津藩本荘邸があったそうです。今でも中庭北側に井戸枠が残っており、その本荘邸の井戸跡と言われています。「清瀧水」の文字が彫られ、その反対側には「禾のぎ」の文字が確認できます。どんな思いや願いを込めて彫られたのでしょうか。平成27年に始まった耐震改修工事もようやく終わろうとしております。中央玄関の階段も全面的に通行できるようになり、とても風通しがよくなったと感じます。昭和、平成と経て、令和を迎えた歴史ある庁舎と共に、国の信用を守り、希望ある社会を次世代に引き継いでいければと思います。(財務省広報室長 木村 公一) ファイナンス 2019 Dec.77

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