ファイナンス 2019年7月号 Vol.55 No.4
9/80

特集利用にあたっての留意事項● 運用開始当初は、利用対象者を、日本国旅券を利用する旅客に限定しますが、今後、利用対象旅客を拡大します。拡大の時期はあらためてお知らせします。● 機器の都合上、身長が100cm以上の方のご利用に限らせていただきます。● 電子申告端末での申告手続きと電子申告ゲートの通過の際に顔認証のための顔写真の撮影を行いますので、マスクやサングラス等の顔を覆うものは外してください。● 電子申告ゲートを通過する際は、正面を向いてゆっくりと歩いてください。● 家族でも1人ずつ手続きを行う必要があります。● 電子申告端末で手続きを行った場合でも、免税範囲を超えた携帯品や別送品の申告等がある方は、有人の検査台に案内されます。● 税関職員による質問、検査を受ける場合があります。税関申告アプリの入手App Store https://itunes.apple.com/jp/app/id1454991621Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.customs.EGateMobile税関検査場電子申告ゲートの利用手順大幅な時間短縮が、 全国6大空港で利用可能に電子申告ゲートを利用することにより、従来の書面の手続きでは、税関職員が確認するのに1人当たり30~40秒かかっていたが、検査や課税がない場合であれば、6秒程度で手続きが終了する。また、税関申告アプリは繰り返し利用できるので、一度、手続きすれば、2回目以降は省略できる項目も多くなり、さらに手続きがスムーズになる。このゲートは現在、成田空港第3ターミナルに導入されているが、今後、成田空港第1ターミナル、第2ターミナル、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港でも2019年度中に利用可能になる予定だ。さらに、今後は、日本人に限らず、早い段階で訪日外国人旅客も利用できる体制を整えたい考えだ。これらの取組を早急に進めることで、ストレスフリーで快適に旅行できる環境の1日も早い実現が望まれる。 ファイナンス 2019 Jul.5ストレスフリーで快適に旅行できる環境整備へ税関で電子申告ゲートの運用を開始

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る