ファイナンス 2019年7月号 Vol.55 No.4
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各地の話題制を整えていきました。※13 今年は新潟東港開港50周年でもある。なお、関税法上の開港は昭和45年(1970年)5月。 今日の新潟港平成7年(1995年)、新潟港は日本海側では唯一の中核国際港湾に指定され、翌年には新潟県地域輸入促進計画(新潟FAZ)が国の承認を受けるなど、国際貿易港としての機能整備が進められました。平成13年(2011年)の東日本大震災が発生した時には、被災した太平洋側港湾の代替機能を担い、貿易量も順調に伸び、本州日本海側随一の国際物流の拠点としての地位を占めています。また、新潟県などはクルーズ船を積極的に誘致しており、今年4月には総トン数約17万トン、乗客4,800人の大型客船も入港しました。 最後に新潟税関支署は新潟港開港時の新潟運上所時代から150年間、新潟港をはじめとした新潟県内の港や新潟空港の発展と共に歩んできました。そしてこれからも同支署が新潟とともに更に発展することを祈念し、令和生まれの後輩が新潟港開港・新潟税関開設200周年の寄稿をするのを楽しみにして、筆を置きたいと思います。 ファイナンス 2019 Jul.73連載各地の話題

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