ファイナンス 2019年5月号 Vol.55 No.2
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生徒たちの感想(抜粋)● この授業で日本と世界は色々なところでつながっていることが分かった。● 今まであまり為替には興味がなかったけれど、今日の授業を受けてもっと知りたくなった。● 最初は難しいと思ったが、ゲームを通じてよく理解することができた。● ゲームでは話し合いながら楽しく学ぶことができた。● G20や為替について、調べたり家族と話したりしてみたいと思った。● キャッシュレスはとても便利だけど、金銭感覚がまひしたりするなどデメリットがあることを知って、使うようになったら気を付けなきゃなと思った。福されるため、こうした視察にかかる調整を実施するとともに、その時々の課題解決に向けた関係者間の打合せをアレンジするなど、地元出先機関としての機能を発揮すべく取り組んでいます。このほか、警備・空港送迎・輸送といった会議運営ロジの基本となる各種計画の策定には、ロジの一つ一つについて、福岡県警、空港関係者、ホテル関係者等様々な関係者間での合意を得たうえで進めていく必要があり、一進一退の場面もありましたが、概ね予定通りのスケジュールで準備が進んでいます。2開催機運醸成に向けた取組当局ではG20福岡を地域連携推進の最大の好機と捉え、招致元の福岡市など地域の各機関との連携を構築・深化させ、G20福岡の開催機運醸成のため、若年層を含む福岡市民を対象に金融経済特別授業等を実施しているところです。今回、こうした取組の中から、中学生を対象に行った金融特別授業について紹介します。この取組は、福岡市からの協力要請を受け、地域経済の将来を担う小・中学生向けに、金融リテラシーの向上を図るため、企画・実施することになったものです。当局及び日本銀行福岡支店・福岡県金融広報委員会と協働で、G20を身近に感じ開催意義を考える機会となるよう工夫を施し準備してきました。中学校での授業は当局が担当し、内容は、買い物・為替変動をテーマとしたアクティブラーニング、かつ福岡市が推進するキャッシュレス(QRコード)の要素も取り入れたものとしました。生徒達にとって、何気なく耳にする円高・円安の概念や、為替変動の要因など難しいこともたくさんあったかと思いますが、グループワークのゲームの中で、生徒同士が意見を出し合い、職員のアドバイスも受けつつ、理解を深めていました。そして、ゲームで最も良い成績を上げたクラスには、為替マスターとして河村支局長からの表彰、1億円!?が入ったアタッシュケースや金塊10キロ!?が手渡され、生徒達の盛り上がりも最高潮に達しました。全国初の取組かつチャレンジングな内容でしたが、当日の生徒たちの「とてもいい笑顔」を見ることができて、一同の苦労が報われたところです。4月から5月にかけて、小学校の授業を行うほか、中学校の授業で得たノウハウを活用し、高校生向け授業についても実施予定としています。吉塚中、当仁中の模様講師陣/局長が生徒を表彰 ファイナンス 2019 May19

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