ファイナンス 2019年1月号 Vol.54 No.10
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〈材料〉 鶏もも肉1枚(一口大に切る)、油揚げ1枚(熱湯をかけて油抜きしてから細く切る)、蒲鉾1本(8ミリ~1センチ幅に切る)、大根4~5センチ(いちょう切り)、人参半本(半月切り)、里芋2~3個(皮をむいて食べやすい大きさ切る)、牛ごぼう蒡10センチ(斜め薄切り)、ねぎ半本(小口切り)、椎茸4本(石突を切り薄くスライス)、なめこ2袋、昆布5cmぐらいのもの×2枚、おろししょうが大匙2、葛粉大匙4(倍量の水で溶く)、うどん(乾麺)4束、醤油、みりん(1)うどんつゆ用に、水2.5リットルを鍋に入れ、昆布を投入して15分ほどしたら火にかける。(2)沸騰する寸前に弱火にし、10分程で昆布を取り出す。(3)鍋に鶏肉、大根と里芋を入れ、5分煮たら人参、牛蒡、油揚げ、椎茸を加え、さらに5分煮る。時々あくを掬う。(4)別途うどんを茹でるためになるべく大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし、うどんをメーカー指定の茹で時間より1分短くタイマーをセットしてから、茹で始める。(5)(3)の鍋に醤油大匙4、みりん大匙1を入れ、味見しながら少しずつ塩を加えて味を調える。味が決まったら、蒲鉾、なめこ、ねぎ、おろししょうがを入れ、かき混ぜながら水溶き葛粉を加える。滑らかになるまでかき混ぜながら煮る。(6)どんぶりを並べ、麺を茹でている鍋からおたまで湯を掬って入れ、温めておく。タイマーが鳴ったら、どんぶりの湯を捨て、トングでうどんをつかんでどんぶりに取り分ける。(7)うどんの上から、(5)のつゆ(餡?)をかけて出来上がり。好みで七味を振って食す。  *みつばとか海苔を散らしてもうまい。 ** 私はスーパーで売っているごく普通の細めの乾麺のうどんを使ったが、小麦粉に葛を練りこんでいる本格的な葛うどんも百貨店や通販で入手可能である。*** 葛粉は、スーパーでも売っているが、夜中に思い立って作るときなどは片栗粉で代用する手はある。勿論葛粉で作った方が滑らかだし、葛根湯は葛の根から作ることからわかるように葛には色々薬効もあると言われている。しかし、市販の葛粉の多くにはじゃがいもや甘藷の澱粉が混ぜられているので、あまりこだわらないというのも一つの考え方である。葛くずうどんのレシピ(4人分)65 ファイナンス 2019 Jan.新々 私の週末料理日記 その29連 載 ■ 私の週末料理日記

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