ファイナンス 2018年12月号 Vol.54 No.9

16/86

5打初め式今年は、製造貨幣大試験の実施に続き、天皇陛下御在位30年記念貨幣＊8（資料2）の打初め式＊9が造幣局主催により行われた。打初め者として、伊佐財務大臣政務官、＊8） 天皇陛下御在位30年を記念し、10,000円金貨幣及び500円バイカラー・クラッド貨幣を発行（造幣局における通信販売の申込期間は終了。500円バイカラー・クラッド貨幣は平成31年2月頃、全国の取扱金融機関において額面による引換を実施予定）。＊9） 打初め式は記念貨幣の製造開始の儀式として実施されており、貨幣の製造技術を披露し、貨幣が新たに製造されたことを広く世間一般に周知することを目的として造幣事業に関係が深い方々や報道関係者を招待し実施されている。板谷宮内庁長官官房皇室経済主管、川嶋独立行政法人造幣局理事長の3名が当該記念貨幣の打初めを行った。（参考）財務省HP： https://www.mof.go.jp/currency/coin/test/20181108.html執行結果確認宣言始動ボタンを押す打初め者【資料1：第147次製造貨幣大試験の対象（記念貨幣）】○小笠原諸島復帰50周年記念1,000円（銀）貨幣（表面）（裏面）南島扇池とハハジマメグロと ムニンヒメツバキザトウクジラとミナミハンドウ イルカとアオウミガメ○2020年東京オリンピック競技大会記念10,000円（金）貨幣（第一次発行分）（表面）（裏面）流鏑馬と心技体東京2020オリンピック 競技大会エンブレム©Tokyo 2020 ©IOC12 ファイナンス　2018 Dec.SPOT