ファイナンス 2018年10月号 Vol.54 No.7

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学生×JRのユニークな取組みに地元マスメディアも注目学生の柔軟な発想に対して社会人の目から真剣にアドバイス地元グルメや体験メニューを盛り込んだ各大学渾身のツアープランを紹介学生と若手職員とが受賞の喜びを分かち合いました地元大学生の旅行ツアー企画に 社会人の目からアドバイス四国財務局では、地元で実施されている様々な地域活性化の事業にも、若手職員が積極的に参加しており、その一例を紹介します。2017年9月、四国4国立大学（徳島大学、香川大学、愛媛大学、高知大学）とJR四国との間で、地域活性化を目的とした連携協定が締結されました。この中に、学生が各地域の特徴を学び観光資源を発掘しながら、旅行ツアーを企画提案し、JR四国が商品化するというプロジェクトがあります。四国財務局は、2017年12月以降、本局と各財務事務所の若手職員を中心に、このプロジェクトにオブザーバー参加しており、大学へ出向いて学生の調査活動やアイデアに対し、社会人の目、地域活性化の観点から情報提供やアドバイスを行いました。例えば、香川大学では、30代の未婚女性をメインターゲットとしたアイデアについて、本局の女性職員が、自らそのツアーに参加するつもりで親身にアドバイスを行い、また、愛媛大学では、松山財務事務所の職員が学内選考会の審査メンバーにも加わりました。2018年9月25日、各大学の学内選考で選抜された計8プランについて成果発表・審査会が行われ、金賞、銀賞、銅賞が選ばれています。発表されたプランは、全てツアー商品として来年1月から販売される予定です。今回、受賞した学生からは、職員のアドバイスに対して「学生同士だけの議論では気づかない意見がもらえた」などの声もいただきました。一方、参加した職員にとっても、学生の視点・感性に触れながら、自ら地域振興を考える機会となっています。四国財務局は、今後ともこうした地域のユニークな取組みにも積極的に参加することで、地域活性化に貢献していきます。四国4国立大学とJR四国の連携事業に 財務局若手職員も参加 ファイナンス　2018 Oct.9注目が集まる!　若手職員プロジェクトチームによる地方創生支援活動特集