ファイナンス 2018年10月号 Vol.54 No.7
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地方公共団体の要望を受け地方創生フォーラムを開催四国財務局の若手PTは「国県市町連携若手職員による地方創生フォーラム- in Kagawa」を開催しています。このフォーラムは、若手PTが地方公共団体を訪問した際に若手職員から、「他の地方公共団体と横のつながりができないか」、「地方創生について本音で語り合いたいが機会がない」といった声を聞いたことから、企画したものです。開催に当たっては、若手PTが企画立案から実行までのすべてを担っています。第1回は2016年12月に行われました。香川県内の地方公共団体の若手職員が一堂に会し、白熱した議論を行うなど、連携を構築するよい機会となりました。フォーラムでは、若手PTが開催の趣旨と目的を説明。続く基調講演では、中央省庁から香川県庁に出向していた地域活力推進課長が地方創生の重要性を説明するとともに、招待講演では、既存の枠にとらわれない公務員の活動を知り、地方創生を「自分ごと」にすることの重要性を学べる構成となっていました。また、出席者が「若者の移住定住の促進」をテーマにワークショップを実施するなど、出席者が参加できる意見交換の場が提供されました。県・市職員との間で観光振興に向けた新たな企画が生まれたほか、財務局が地方公共団体から依頼を受け、地域活性化策の提案をする場ができるなど、このフォーラムを起点とした活動も始まっています。さらに、フォーラムを通じて、財務局の職員や地方公共団体等の職員の間でSNSを利用したネットワークが構築され、新たなつながりができました。第1回フォーラムに集まった参加者若手PTが企画立案から実行までを担う「地方創生フォーラム- in Kagawa」若手PTがフォーラムの趣旨を説明「若者の移住定住の促進」をテーマにワークショップを開催 ファイナンス 2018 Oct.7注目が集まる! 若手職員プロジェクトチームによる地方創生支援活動特集

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