ファイナンス 2018年9月号 Vol.54 No.6
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▲ 展示室には巨大な一万円札も。お札には、さまざまな秘密が隠されている。拡大してみると、さまざまな部分にマイクロ文字が印刷されている。スキャナやコピー機では再現できないので偽造防止に役立つ。▲ 一度興味を持つと、こども達の集中力は計り知れない。休憩時間もパンフレットに見入る。▲ お札の秘密は、こども達だけでなく大人も興味津々。 職員の説明を聞いてメモをとったり、熱心に聞き入ったりする場面も。▲ 国立印刷局の前身である大おお蔵くら省しょう紙し幣へい司しは明治4(1871)年に創設された。歴史やお札の製造工程について職員から説明を受けるこども達。国立印刷局のサイトでもお札の歴史や製造工程を学ぶことができる。「おしえて100メンサツ」のページ(http://www.npb.go.jp/ja/kids/)で気になるものを選んでみよう。サイトでもお札のことが学べる国立印刷局では、全国4カ所にある、東京、小田原、静岡、彦根の各工場で見学を受け付けている。お札の製造現場の見学をしたり、映像やパネル展示、体験装置を通じて、お札について楽しく学んだりすることができる。見学可能日時は工場によって異なるので、国立印刷局のサイトで確認を。国立印刷局 見学ガイド詳細は下記のサイトからhttp://www.npb.go.jp/ja/event/kengaku.html▲ お札の印刷には凹版印刷が利用されている。溝の部分にインキを詰めて、圧力をかけて紙に転写するので線の1本、1本が盛り上がっている。その印刷技術に実際に触れて感触を確かめた。▲ 巨大な1000円札、5000円札、1万円札がプリントされたパネルの前で記念撮影。 ファイナンス 2018 Sep.7特集親子のふれあいを深め、広く社会を知る機会に「財務省こども霞が関見学デー」開催

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