ファイナンス 2018年6月号 Vol.54 No.3
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若者の立場からの 様々な質問や意見を聞く「車座ふるさとトーク」は、大臣、副大臣、大臣政務官が全国各地を訪問し、少人数での車座の対話を行い、政府が取り組んでいる重要政策について説明をするとともに、国民の皆様の生の声を聞いて政策に活かす取り組みで、平成25年2月から開催されている。今回の開催により、政府全体では161回目、財務省では11回目の開催となった。今回の開催地である長野県松本市は本州のほぼ中央に位置し、県内2番目の人口約24万人(2018年4月1日時点)を擁する都市。日本アルプスを擁して多くのアルピニストを迎える『岳都』、セイジ・オザワ 松本フェスティバル(旧サイトウ・キネン・フェスティバル)で知られる『楽都』、旧開智学校をはじめ、古くから学問を尊び、学生を大事にする『学都』。「『三ガク都』まつもと」と呼ばれている。その『学都』松本市にキャンパスを有する信州大学を会場に、長峯大臣政務官が、将来を担う若い世代の同大で経済学を専攻する20歳代の学生10名(男性7名、女性3名)と「日本の財政の現状について」をテーマに対話を行った。対話では、財政再建と消費税率や、財政に対する世代間の認識の違い、のほか、年金、医療、介護などの社会保障、AI投資への財政支援など幅広い内容について、意見交換が行われた。次ページ以降、対話の詳細や、超精密部品の金型開発及びプレス加工を行う地元企業の株式会社サイベックコーポレーションを訪問した模様を紹介する。なお、これまでの車座ふるさとトークの概要は財務省HPや政府広報オンラインで閲覧できる。●財務省HPhttp://www.mof.go.jp/public_relations/ohter/kurumaza/●政府広報オンラインhttp://www.gov-online.go.jp/topics/furusato/財務省と車座ふるさとトーク日本の財政の現状について、 将来を担う若い世代と意見交換〈開催概要〉実施府省庁財務省開催日平成30年5月21日開催場所信州大学松本キャンパス (長野県松本市)テーマ日本の財政の現状について参加者数信州大学経法学部の学生10名プログラム●長峯誠大臣政務官挨拶●財政の概要説明●参加者との意見交換〈財務省の開催実績〉開催年月開催地出席者平成30年 5月長野県松本市長峯大臣政務官平成29年11月広島県福山市うえの副大臣平成29年 6月愛知県豊田市大塚副大臣平成28年11月滋賀県彦根市木原副大臣平成28年 4月高知県高知市坂井副大臣平成27年11月東京都青梅市岡田副大臣平成27年 5月山口県下関市宮下副大臣平成26年 9月埼玉県さいたま市御法川副大臣平成26年 3月大分県大分市古川副大臣平成25年11月大阪府東大阪市葉梨大臣政務官平成25年 6月岡山県岡山市山口副大臣※肩書きは当時のもの ファイナンス 2018 Jun.3長峯大臣政務官が訪問車座ふるさとトーク at 信州大学特集

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