ファイナンス 2017年9月号 Vol.53 No.6
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▲見学に疲れたら広々としたエントランスで休憩もできる。一画には記念品が購入できるミントショップも(写真右上)。ミント(mint)は英語で造幣局の意味がある。ぞうへいきょく探検隊!造幣局の仕事や貨幣の歴史を学び 記念貨幣や勲章の実物を見学造幣局さいたま支局では、「ぞうへいきょく探検隊!」をテーマに2日間で計3回の博物館・工場見学が実施された。さいたま支局は、東京都豊島区にあった東京支局が平成28年10月に埼玉県さいたま市へ移転して誕生したもの。支局内には博物館が併設され、博物館と工場見学を受け付けている。「こども霞が関見学デー」で訪れた親子は、施設の新しさに驚き、「こんなに大きいんだね」「きれいだね」と歓声を上げていた。見学ではまず、ビデオルームで造幣局の仕事を紹介したDVD「ぞうへいきょく探検隊」を視聴。その後、見学に移った。博物館では、日本の貨幣の歴史や造幣局の仕事を見学した他、オリンピックメダルや勲章、記念貨幣などを間近で目にすることができ、子供も大人も見入っていた。記念貨幣のコーナーでは、職員に記念貨幣の値段を尋ねた子供が「お金でお金を買うって不思議だね!」と感想を漏らす場面も。日ごろから身近な存在である貨幣だ▲JR宇都宮線・高崎線・京浜東北線の「さいたま新都心」駅から徒歩12分の場所にある造幣局さいたま支局。平成28年10月に完成したばかりの真新しい建物に出迎えられ子供たちの歓声が上がる。▲見学会では、これまでに発行された記念貨幣が掲載された資料なども配布された。▲見学の前に造幣局の仕事などを解説したDVDを視聴。造幣局埼玉支局レポート造幣局さいたま支局レポート6ファイナンス 2017.9

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