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編集後記/令和3年11月号(通巻第672号)

今月も「ファイナンス」をご覧頂き、ありがとうございます。
今月は順天堂大学の天野篤教授に巻頭言を頂きました。心臓外科手術のご経験を通じた高度医療やチーム医療の重要性をご指摘頂いております。
コロナ禍に見舞われたこの2年間、これほどまでに医療のありがたみを感じる機会はなかったかもしれません。私自身、高齢の両親や何かと病気・ケガをしやすい子供達が、普段であれば不自由なく受けられる治療を受けられない現実を目の当たりにし、当たり前のことが決して当たり前ではないことを痛感しました。コロナの新規感染者数は減り、あたかも収束したかのように錯覚しがちですが、医療従事者の方々への感謝を忘れず、いま一度、感染対策を徹底したいものです。
季節は11月。財務省では、予算編成、税制改正作業が本格化し、国際会議も目白押しで、税財政に直接関わらない部署も含めて、この国の課題解決に貢献するため、熱気に溢れた議論が展開されています。
(財務省広報室長 伊藤  拓)