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昨年7月に広報室長に就任してから早1年、「ファイナンス」の編集も今回が最後となりそうです。就任当初の編集後記に書きましたとおり、この1年コロナ禍において財務省が行ってきた政策をできるだけ分かりやすく発信するとともに、ポストコロナを見据えた経済社会の変化にアンテナを高く、皆様から多くを学びながら政策にフィードバックしていく広報を心がけてきました。そのため、子育て世代の皆様、地域の経営者の方々をはじめ、時にはSDGsを通じてこれからの未来を真剣に考える小学生のお子さんまで、オンラインを活用した多くの方々との「対話」にも力を入れて参りました。

その中では、財務省で当たり前のように思っている議論が全く理解されていなかったり、逆に、皆様が本当に知りたいと思っている情報をきちんと伝えられていなかったりと、様々な気づきがありました。まだまだ不十分な点も多々あると思いますが、今後もこうした対話に粘り強く取り組んでいくことが、徐々に財務省を変え、そして社会を変えていくことと信じております。1年間ありがとうございました。

(財務省広報室長 大森  朝之)