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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見(2)の概要(令和2年5月19日(火曜日))

【冒頭発言】

先程まで経済活動の再開を含めまして、このコロナウイルスに対する各国の対応等についてG7の財務大臣の間で意見交換を行うということをやらせていただいております。ご存じのように、私の方からの話しかできませんので、私の方からは、先週、日本では多くの地域で緊急事態宣言が解除、これにあわせて総理の方から第2次補正予算の編成指示があったということとともに、このコロナウイルスの薬やワクチンの製造・普及を促すために、例えば特許を任意でプールする枠組み、フランスは熱心ですけれどもメディカル・パテント・プールかな、MPPという枠組みがあるんですけれども、こういうものでやるのはどうだというのを2週間前に振り込んで、その後シェルパで色々やっていただいて結構前向きに進んでおりますので、今後シェルパトラックとともに、この議論を深めていくべきだということを申し上げております。引き続き、日本政府としては感染拡大の早期の収束、また日本経済・世界経済の力強い回復等を目指して、他のG7の諸国とともに連携しつつ対応してまいりたいと考えております。 

【質疑応答】

問)各国が経済活動を少しずつ再開し始めていると思うのですが、どのように経済活動を再開していくのかということについては、何か意見交換はあったのでしょうか。

答)いえ、各国それぞれ自分のところでリオープニングしている、規制を緩和しているという状況について、各国それぞれ現状を説明しているということです。

問)アメリカではコロナの株安を受けて、中国資本から安保関連企業が買収されることに警戒面が高まっていると言われていますけれども、今回そのような内容について何か議題になりましたでしょうか。

答)昨日NYダウは900ドルほど上がっているからね。今のは一昨日ぐらいの話だね。そういった意味では、今している質問と違うと思いますけれども、少なくとも今回、今言ったような話が話題になったことはありません。

問)大臣提案されている薬とワクチンを普及させる仕組みなのですけれども、これは各国前向きに受け止めていっているという認識でよろしいですか。

答)私が思っているより前向きだったね。自分のところで儲かるからやりたいとかいうことはなかった。これ作っても桁が多いから1社でとてもできるような数とはとても思えないから、ジェネリックみたいなやり方をしていかないとなかなかいかないだろうと思ったんで、それはパテントを取った会社がやりたいと言ってもやれないところもあるから、やれる力を持った会社でやりますというところに、そのパテントをプールして持っていってもらうというような形でやるというシステムはどうだという話が、今まとまりつつあるかな。買い上げるよりそっちの方かなという感じで色々動いていますので、結構ヨーロッパ委員会もその方向を皆検討しているように見えます。

問)先程の特許の件についてですけれども、提案されたお立場から改めてこういった取組みが必要だというところは、どのような理由からですか。

答)これはみんなでやらないと。薬というのは開発できる国というのは世界190何カ国で6カ国か7カ国ぐらいしか、新しい薬を開発できる日本とかアメリカとかドイツとかあるんですけど、いわゆるジェネリックみたいなもので、出来上がった処方箋をそのまま作れる能力のある会社というのは、インドとか中国とか色々ありますから、そういったところで作れるような形でいくと一挙に対応ができるかなと思っていますので、そういった方向で。特定のところだけにこだわられるとちょっと面倒だなということを思っていましたので、これで合意されるとスピーディー、迅速に広まっていく、使われる可能性が高いなと思っていますので、そちらの方にいきそうかなというのはちょっと見えていますな。シェルパの方では、その方向で進められるような感じがしています。

問)今の件で、今後のスケジュール感ですけれども、来月に予定されておりますG7首脳会議等でも議題になり得るでしょうか。いつ頃こういったスキームができるか、現時点での見立てを教えてください。

答)シェルパが上に上げていきますので、そういったことになるんだと思いますけれども、今後のプロセスということになると、議長国はアメリカなのでこれをどう上げてくるか知りません。日本はもうこれは既に話が上にいっていますので、そういった意味では、日本としては迅速にやってもらわないと、これは事を急いでいますので薬ができそうというのだったらさっさと、ワクチンの方も含めて、そういったものができるんだったら早くにやった方がいいと思っていますので、アメリカはこういったのは結構早いんじゃないかと思って期待はしていますけど、仕切りはムニューシン財務長官が仕切ることになりますので、そこの段取りのスピード感までちょっと説明できませんけど、その問題に関しては2度ほど言及していましたので、結構早いかなという感じはします。

(以上)