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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成30年10月2日(火曜日))

 

 
【質疑応答】
問)

 本日、内閣改造が行われますが、まずは昨年11月からの閣僚任期期間を振り返り、ご自身で特別特筆すべき業績など、思い出などありましたらお聞かせください。

答)

 この1年数カ月間にわたってやはり公文書改ざんの話が一番いろいろな意味で大きな時間を費やしたところだと思いますので、反省を含めてこのところが一番大きな、特筆すべき話としてはそうだと思いますね。また、業績というのだったら、まずは平成30年度の予算を3月28日に予定どおりというか、時間内というか、期限内に上げられた、早期成立させられたということと、その中には保育の受け皿拡大とか、また給付型奨学金の対象を拡充させてもらったり、公共工事の中でもミッシングリンクというようなものはさっさと、生産性が上がるのだからこういうのもさっさとやるということなどで、こういったことの解消というので、そういった重点課題のものに結構配分がうまくできたというのが一点。それから大きな話としては、薬価制度の抜本改革をやることによって、社会保障関係費の伸びが非常に問題になっていたので、3年間で1兆5,000億円と決めていたものをきちんとできて、30年度も約5,000億円、4,997億円で3年連続きちんと、社会保障費の伸び1兆5,000億円というものを達成できたということですかね。30年度は税制改正もやらせてもらいましたので、その中で個人所得課税の見直しと中小企業の中で約380万社あると言われるのですが、その中で130万社が向こう10年間で後継者がいなくなりますという商工会議所からの昔からの話だったのですけれども、事業承継税制という形にさせてもらって、きっちり事業が承継してもらうという前提でということで、いろいろな形で抜本的な拡充をさせてもらったことと、税で言えば、国際観光旅客税を新たに新設させてもらえたというところですかね。国際面は日米の貿易摩擦、いろいろありましたけれども、こういったもので少なくとも金融とか為替とか、そういった話は連絡をきちんとして、その種の話が持ち上がって騒ぎになることはありませんでしたし、そういった意味では質の高いインフラという言葉をまずは、中国でも一応この言葉を、意味はどれぐらい理解しているのか知らないけれども、質の高いインフラという言葉を少なくとも使うところまで、この言葉の定義が少なくとも定着させることができたと思っていますね。あとは金融もいろいろ不祥事がありましたけれども、処分庁というイメージから金融を育成するということで、いろいろな意味でこの中には暗号資産の話とかいろいろな問題が、今新しいファイナンシャルテクノロジーというものが伸びてきていますので、それに合わせての対応をやらなければいけないということで、いろいろやらせていただいたのですけれども、そういったものが少しずつできてきたことと、あとはつみたてNISAをいろいろやらせていただいて、今年3月で51万口座か、これができるようになったというのも大きかったと思っていますので、いろいろな意味で1年間随分いろいろなことがやれたかなとは思っていますけれども、まだ途中のものもいっぱいありますけれども、やらせていただいたかなと思っています。

問)

 既に安倍首相が、先月26日のニューヨークでの会見で麻生大臣の再任を明言されております。首相の発言を前提にした上での仮定の質問で非常に恐縮ではあるのですけれども、仮に再任された場合の財政などの課題に対してどのような問題意識を持って臨まれるか、改めてお聞かせください。

答)

 仮に、の話ですから、そこだけ重ねて言っておかないとね、仮になった場合ね、よく言っておかないと、麻生が言ったと勝手に記事を書いたりするからね、記者というのは。だから、仮に、を何回も言っておきますよ。その上で、仮に再任された場合に、やはり平成31年10月から消費税10%というので2%の引き上げというのが起きますので、それに合わせていろいろな対応をしておかねばなりませんので、駆け込みだ、反動減だ、いろいろな対策を考えておかないといけないと思っているのが1点。G20の議長国を、G20をやるのを主張したのが、最初に日本がこれを主張して始めたのですが、最初やりたい国でゴードン・ブラウンという当時のイギリスの総理大臣が是非うちでというので、ブラウン首相に譲って今日まで各国されましたけれども、日本で今回初めてすることになりましたので、これはいろいろな意味で時代が随分変わっていっているとは思いますけれども。そういったものをきちんとやっていかなければいけないというのと、平成31年度の予算編成を、これで予算編成7回目ということになるのですけれども、当然のこととして社会保障費の伸びという問題を引き続き抱えることになりますし、中期防衛力整備という話で中期防の話がありますから、そういったものも含めて歳出改革等いろいろやらなければいけないところでしょうし。それから、生産性を上げない限りはどうにもなりませんから、人づくりとか生産性とかそういったものについて、日本にとってどうしてもやらなければいけない話というのがありますので、是非そういったものについては積極的に予算というものをやらなければいけないと思っていますので、今言った話を1年やっていくと。もう1点は最初に言いましたように、財務省にとっての不祥事だった文書改ざんの話がありますので、この話については、秋池玲子さんにお願いをしている部分もありますけれども、これは役所全体としてきちんとやっていかなければいけないというのであって、財務省としての取り組みというのは引き続き、これはどうしてもきちんとやり上げなければいけないところだということですかね、大きく言えばそんなところだと思いますね。今思いつくところで言えば、そんなところです。

問)

 内閣改造に絡んでお伺いしたいのですけれども、総理も既に土台として麻生大臣の留任を明言されていますので、あくまでもその前提でお聞きしますが。来年は、おっしゃったように消費増税、消費税率の引き上げがあり、財務大臣としては野党の協力や国民の幅広い理解を得る必要があると思いますが、この1年間麻生大臣のもとで前代未聞の不祥事が様々起きた中でご自身はその大臣としてふさわしいというふうにお考えでしょうか。

答)

 ふさわしいか、ふさわしくないかは自分で決めるのではなくて、国民のご意見で決められるものだと思っています。

問)

 消費増税の件でお伺いしたいのですけれども、昨日、日経平均が27年ぶりの高値になりまして、安倍首相もリーマンショック級のことがない限り、上げると明言されていますけれども、今の経済状況だったら上げるというふうに考えられるということでよろしいですか。

答)

 今の状況だったら上げるかと言われれば、上げられるような状況というものが維持されていると思っています。

(以上) 

財務省の政策