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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見の概要(平成30年8月30日(木曜日))

 

 
【冒頭発言】

 本日、韓正筆頭副総理と劉鶴副総理と面会させていただきました。両方とも初めてお会いしたのですけれども、いずれの面会も両国関係の一層の改善、発展の観点から極めて有意義だったと考えております。
 両副総理との面会で最近の経済、市場の動向、また日中両国の経済政策等について意見交換を行わせていただきました。貿易問題について保護主義的な措置をとる、いわゆる内向きな政策はどの国の利益にもならない。また、日中両国の金融協力について、本年の5月の日中首脳会談の合意事項というものがあるのはご存じのとおりですが、その実施に向けた作業を速やかに進めること等の意見が一致しております。
 先方の発言については、これはコメントを控えるということになっておりますので、私の方から申し上げたことは、中国の財政・金融政策について最近緩和基調への転換と見られるような決定が行われたと。これも公式に発表されていますから、ご存じだと思いますが、それによって財政規律とか過剰債務問題という前からあった話、この問題への影響、また途上国で公的債務というものが積み上がる、それが積み上がって、いわゆる払えなくなる、そういった途上国の債務というものの持続性の確保というものについて、債務国及び公的、もしくは民間の、いわゆる債権者の双方による取り組みというのがないと、こういった問題は今後とも起こるということになりますので、そういった問題について言及し、意見交換を行ったということです。私の方からは以上です。

【質疑応答】
問)

 先ほど貿易問題について言及されましたけれども、その中で特に特定の国について言及したとか、そういうことはありますでしょうか。

答)

 貿易問題について、日本と中国の中において、例えば日米・米中等やっておられますので、そういった意味でいけば、アメリカとの関係について、どのような話になっているかというようなことにつきましては、私共の方で質問をしました。

問)

 その貿易問題に関連して、日本としても過去に日米との貿易摩擦もあり、最近でもトランプ政権になってから貿易関係で少し緊張が高まっている、そういった経験について、麻生さんの方から中国側に何かお話しされたことはありますか。

答)

 この問題については、聞かせてもらいたい過剰設備問題等この国は抱えているのですが、その過剰設備が何で起きたかという話は聞かせてもらいましたけれども、日本はかつてそういう問題がありました。あなたの生まれる前の話かもしれないが、ガチャマンなんて知らないかな。ガチャっといったら1万円儲かるのでガチャマンと言ったのだけども、1960年代、繊維問題というのが起きた時に、繊維の機械というものを過剰生産になっているものをどうやって減らすかということをやらない限りは、日米間に繊維の過剰輸出問題が起きるというのをどうやって対応したかという経験則が日本にあるのですけれども、そういった話について聞かせてもらいたいという話がありましたことに関しましては時間切れ、はい、次回ということになっております。

問)

 10月にも日中首脳会談が予定されていると言われておりますし、それから来年はG20も日本開催を控えているわけですけれども、そういった中で日中の話し合いというか協力というのはどんなお話をされたのでしょうか。

答)

 今回の日中のハイレベル経済対話等が、安倍総理の訪中が予定されているのですけれども、その時の色々な話に資するような話をしなきゃいかんと。5月の李克強総理の訪日の時に当たって、その時に出来上がった色々なRQFIIの話とか色々な話がありますから、そういったものを具体的にどうやって進めていくか、今回やることになると思いますけれども、そういったものを含めて色々あの時に合意された問題の具体的な詰めというのが、今結構進んでいるのですけれども、そういったようなものの結果が日中の首脳会談において、その時の成果として出せるようにしたいというものの過程の中の一つに、これがあったと思っていただければと思います。

(以上)