現在位置 : トップページ > 広報・報道 > 大臣等記者会見 > 麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成29年11月7日(火曜日))

麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成29年11月7日(火曜日))

 

 
【質疑応答】
問)

 昨日の日米首脳会談について伺います。昨日の会談では北朝鮮への圧力を高めることや自由で開かれたインド太平洋戦略の推進等で一致が見られた一方で、アメリカ側が不満を示している貿易問題については今後継続的に日米経済対話で協議していくことが確認されたと思うのですが、昨日の日米首脳会談の受け止めと今後貿易問題について日米経済対話でFTAも含めてどのように議論を進めていかれるお考えか、このあたりをお聞かせいただけますか。

答)

 日本とアメリカとの間に貿易赤字があるというのは事実です。アメリカの対外貿易赤字の約9%、メキシコ、ドイツがほぼそんなものです。大きいところで中国の47%が一番大きいのでしょうか。したがってかつてライトハイザー氏がやっていた1980年代のアメリカの対外貿易赤字の5割強が日本だったこともあるときとは全然状態が違っていますという事実に基づいて、少なくともこういったようなものをFTAでやるということはしない。少なくとも日本とアメリカとの間に対外貿易赤字というものをどうやって是正していくかということに関しては日米経済対話できちんとその話を今後やっていきましょうという話になったということで、これは我々としてはいろいろな方法があろうと思いますので、今後考えていきたいと思っています。

問)

 関連して昨日の日米共同会見についてお尋ねします。トランプ大統領は昨日の会見で日本側にアメリカの武器の購入を拡大するように求めました。そうすることによってアメリカの考える貿易不均衡を是正しつつ、日本の防衛力の強化につなげるというような考え方だと思うのですけれども、貿易と安全保障を結びつけるというようなこの考え方は大臣が常々おっしゃっているウィンウィンな関係づくりに向けた選択肢の1つだとお考えでしょうか。

答)

 ウィンウィンの関係は何もそれだけには限りませんけれども、少なくとも今北朝鮮からによる脅威、圧力というものが我々の現実としてあります。それに対してミサイル防衛とかそういったものに関して我々の持っている今の現状で今後も対応できるか、そういったものを補う意味でアメリカの武器というものは大きな意味を持つ、日本の安全保障にとっては大きな意義があるとは思いますけれども、それが直ちに貿易赤字とかというような話に結びつくかというと、数字の上では結びつきますけれども、それが全てではないということだと思います。

(以上) 

財務省の政策