財務総合政策研究所

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「若年者の雇用の実態と効果的な対応策に関する研究会」
(2012年10月〜2013年5月)

 1.研究内容

  

   近年、若年者の就業率の低下や非正規雇用の割合の上昇が観察されている。さらに、新規大卒者の約半分はうまく雇用への移行ができていないこと、その一方、中小企業の若年者雇用の意欲は高くミスマッチが生じているとされる。卒業時未就業や早期離職を経た若年者は、その後においても高い所得を得ることが難しくなり、日本経済・財政にも大きな負の影響を及ぼすとの指摘もある。
   本研究会では、若年者の雇用について、雇用・労働問題の有識者と学生の就業活動の現場の専門家をメンバーとして、とりわけ新規大卒者の就職や早期離職の問題を中心に、学生の就業活動・雇用・職業教育の実態や課題を検討し、学業から就業への移行を改善するためにどのような政策が必要か検討するとともに、既存の様々な対応策についてその費用対効果をどのように評価することができるか、諸外国の政策動向についても検討する。

 2.メンバー(役職は2013年3月現在)

・座長

  樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授/財務省財務総合政策研究所特別研究官

・メンバー

  伊藤 実 独立行政法人労働政策研究・研修機構特任研究員

(50音順)

  太田 聰一 慶應義塾大学経済学部教授
    角方 正幸 株式会社リアセック キャリア総合研究所所長
    神林 龍 一橋大学経済研究所准教授
    北村 行伸 一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報研究センター教授/
財務省財務総合政策研究所特別研究官
    近藤 絢子 法政大学経済学部准教授
  酒井 正 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部第2室長
  田中 宣秀 日本インターンシップ学会常任理事/電気通信大学特任講師
   辻   明子 公益財団法人総合研究開発機構(NIRA)研究調査部主任研究員
     
 3.議事要旨・報告資料(役職は各会合開催当時) 
第1回:2012年10月25日(木)   

   研究会の問題意識
          大西 靖       財務省財務総合政策研究所研究部長

   報告「若年雇用問題の論点」
          太田 聰一    慶應義塾大学経済学部教授

   報告「新規大卒者の就職実態と課題への対応策〜大学現場でのキャリア支援を通じて〜」
          角方 正幸    株式会社リアセック キャリア総合研究所所長
                                 
第2回:2012年11月27日(火)   


   報告「分厚い中間層の形成と若年者の雇用」
           北村 行伸    一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報研究センター教授/
                              財務省財務総合政策研究所特別研究官


   報告「学卒後不安定就業の社会的コストとセーフティ・ネット」
           酒井 正       国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部第2室長
 

第3回:2012年12月12日(水)

   報告「企業の新卒採用志向の現況と背景にあるメカニズム」
          近藤 絢子     法政大学経済学部准教授

   報告「在学中・学卒後のインターンシップ体験で期待すべき効果と望ましい枠組みのあり方
          〜「気づき」から「エンプロイヤビリティ」の醸成に向けて」
          田中 宣秀     日本インターンシップ学会常任理事/電気通信大学特任講師
                                 
第4回:2013年1月16日(水)


   報告「若年雇用の変化が生活保護受給数に及ぼす影響」
          辻 明子        公益財団法人総合研究開発機構(NIRA)研究調査部主任研究員

   報告「大学新卒者の就職実態と就職促進策」
          伊藤 実        独立行政法人労働政策研究・研修機構特任研究員

 

第5回:2013年2月5日(火)


   報告「若年者雇用政策の議論のために」
          神林 龍        一橋大学経済研究所准教授

   総括としての自由討議

 

 4.研究会の成果 
報告書の概要(2013年5月17日) (PDF:464KB)PDF