2018年度 中央アジア・コーカサスセミナーの実施

財務総合政策研究所国際交流課は、2018(平成30)年8月3日から8月30日まで、「2018年度 中央アジア・コーカサスセミナー」を東京にて開催しました。

本セミナーは、我が国の市場経済移行国に対する知的支援の一環として、中央アジア・コーカサス地域諸国の財務省等の若手幹部候補生を約1ヵ月間日本に受け入れ、我が国の財政・経済制度に関する知識・経験の提供を通じて、参加各国の人材育成を支援することを目的としております。

今年は、ウズベキスタン金融財政アカデミー(BFA)の学生10名の他、アゼルバイジャン、アルメニア、キルギス、ジョージア、タジキスタン及びトルクメニスタンの財務省職員等、計7カ国19名が参加し、講義やポリシー・ペーパーの作成等セミナー全般を通じて、活発な議論を交わすとともに、積極的に知識の習得に努めていました。

 

【開講式】
開講式の写真

 

セミナーの概要は、以下のとおりです。

 

1.講義

財政・税制等の幅広い分野における日本の諸政策及び経済活動の経験を伝えることを目的とし、財務省及び関係諸機関の実務担当者のほか、経済・財政等の各分野の研究者及び専門家による政策講義を実施しました。合わせて、日本の文化・歴史・社会についての理解を深めてもらうため、各分野の研究者及び専門家による一般講義も実施しました。

 

【講義の様子】
講義の様子1講義の様子2

 

2.視察

日本経済・社会情勢について理解を深めてもらうため、日本銀行、国会、東京上野税務署、東京証券取引所、造幣局等の財政・金融関連諸機関等を視察しました。

 

【東京証券取引所】【東京上野税務署】
東京証券取引所の写真東京上野税務署の写真

 

3.カントリー・レポート

各参加者は、自国の経済情勢及び諸問題について発表、議論を行い、参加国間の意見交換や相互理解を深めました。

 

4.ポリシー・ペーパー

各参加者は、財政・税制・金融・国際経済等の分野において自国が抱えている諸問題の中からテーマを設定し、各分野の有識者によるグループ指導の下で研究を行い、講義内容も踏まえたポリシー・ペーパーを作成しました(下記参照)。また、セミナーの最後の2日間において、全参加者が各自のポリシー・ペーパーについてプレゼンテーションを行いました。

 

ポリシー・ペーパータイトル(例)

  • 税情報交換の効果的な活用
  • 歳入の多様化に資する財政政策
  • 為替リスク管理
  • 中期的予算計画に関する展望
  • 地方政府の財政自律性の増大 等
 
【ポリシー・ペーパー作成指導】【ポリシー・ペーパー発表会】
ポリシー・ペーパー作成の様子ポリシー・ペーパー発表会の様子

 

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