1.不正薬物
(1)覚醒剤
[事例1]
カナダから到着した海上貨物(ぼたん海老等と記載の箱)に隠匿された覚醒剤約239kgを摘発した。
(令和2年1月・東京税関)


[事例2]
タイから中部国際空港に到着した旅客のリュックサックに隠匿された覚醒剤約1kgを摘発した。
(令和2年2月・名古屋税関)


[事例3]
マレーシアから到着した海上貨物(自動車用ギアボックス)に隠匿された覚醒剤約9kgを摘発した。
(令和2年2月・大阪税関)


[事例4]
ベトナムから到着した航空貨物(スニーカー)に隠匿された覚醒剤約33gを摘発した。
(令和2年5月・東京税関)


(2)大麻
[事例5]
アメリカから到着した国際郵便物に隠匿された大麻草約67gを摘発した。
(令和2年4月・神戸税関等)

[事例6]
アメリカから到着した国際郵便物に隠匿された大麻リキッド約2gを摘発した。
(令和2年5月・門司税関)

(3)麻薬
[事例7]
コロンビアからオランダを経由して関西国際空港に到着した旅客の携帯品(木製角質リムーバー)に隠匿されたコカイン約2.5kgを摘発した。
(令和2年1月・大阪税関)


[事例8]
オランダから到着した国際郵便物2個に隠匿されたMDMA約9千錠を摘発した。
(令和2年1月・横浜税関)


2.金地金
[事例1]
平成29年10月、香港から韓国を経由して成田国際空港に到着した日本人男性のスーツケース内に隠匿された金地金約6kgを摘発し、共犯者含め計3名を関税法違反で告発した。
また、同月、同様に成田国際空港に到着した日本人及び韓国人計3名が金地金計約18kgを手荷物用運搬カートに取り付けた金属製ケース内に隠匿し密輸入したとして共犯者含め計5名を関税法違反で告発した。(令和2年2月・東京税関)


3.知的財産侵害物品等
(1)知的財産侵害物品
[事例1]
中国から国際郵便物により
商標権を侵害する帽子6点・タオル5点・グローブ
16組
を密輸入しようとした日本人男性を関税法違反で告発した。
(令和2年3月・名古屋税関)


(2)ワシントン条約該当物品
[事例2]
航空機によりベトナムを経由してラオスへ
象牙13点
等を密輸出しようとしたラオス人男性を関税法違反で告発した。
(令和2年1月・東京税関)


(3)偽造クレジットカード等
[事例3]
台湾から航空機により
- 偽造クレジットカード34枚
- 偽造クレジットカード等の原料となるべき
カード1枚
を密輸入しようとしたマレーシア人3名を関税法違反で告発した。
(令和2年4月及び6月・沖縄地区税関)

(4)肉製品
[事例4]
タイから航空機により
偶蹄類等の動物の肉を原料とする
ソーセージ約10kg
を密輸入しようとしたタイ人男性を関税法違反で告発した。
(令和2年2月・東京税関)

(5)不正輸出
[事例5]
船舶により中国及び韓国に向けて
噴霧乾燥機計2セット
を不正に輸出した法人及び日本人男性3名を関税法違反で告発した。
(令和2年6月・東京税関)