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報道発表

令和2年10月8日

財務省

令和2年8月中 国際収支状況(速報)の概要

T経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支966億円+677億円(黒字幅拡大)
貿易収支4,132億円+3,828億円(黒字幅拡大)
輸出5兆1,247億円▲9,425億円(▲15.5%減少)
輸入4兆7,115億円▲1兆3,252億円(▲22.0%減少)
サービス収支▲3,166億円▲3,151億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支2兆2,487億円▲429億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲2,425億円▲571億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆1,028億円▲323億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:966億円の黒字(前年同月比+677億円黒字幅拡大)

「貿易収支」が黒字幅を拡大したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:4,132億円の黒字(前年同月比+3,828億円黒字幅拡大)

輸入額の減少が輸出額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を拡大した。

  1. 出:5兆1,247億円(前年同月比▲9,425億円[▲15.5%]減少、6か月連続の減少)

  2. 入:4兆7,115億円(前年同月比▲1兆3,252億円[▲22.0%]減少、16か月連続の減少)

[参考1]令和2年8月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局9月29日付公表)

(1) 輸出:5兆2,331億円(確報値:前年同月比▲9,056億円[▲14.8%]減少、数量:同▲14.9%減少、価格:同+0.1%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同▲1,683億円[▲19.4%] 、数量:同▲19.5%)、鉱物性燃料(同▲819億円[▲68.8%])、船舶(同▲715億円[▲57.3%] 、数量:同▲32.1%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対北米(同▲2,686億円[▲21.2%])、アジア(同▲2,595億円[▲7.8%])等が減少。

(2) 輸入:4兆9,845億円(9桁速報値:前年同月比▲1兆3,064億円[▲20.8%]減少、数量:同▲11.6%減少、価格:同▲10.4%減少)

  1. 「商品別」では、原粗油(同▲3,534億円[▲52.5%] 、数量:同▲25.7%)、液化天然ガス(同▲1,511億円[▲44.2%] 、数量:同▲4.3%)、石炭(同▲862億円[▲42.4%] 、数量:同▲16.5%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同▲3,484億円[▲48.0%])、アジア(同▲3,244億円[▲11.2%])等が減少。

[参考2]原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:43.42米ドル/バレル(前年同月比▲35.5%)

  2. 円ベース:28,978円/キロリットル(前年同月比▲36.2%)

(2) サービス収支:▲3,166億円の赤字(前年同月比▲3,151億円赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3]訪日外国人旅行者数(8月):8,700人(前年同月比▲99.7%)

出国日本人数(8月):37,100人(前年同月比▲98.2%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆2,487億円の黒字(前年同月比▲429億円黒字幅縮小)

「証券投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U金融収支

金融収支の内訳
8月
直接投資5,547億円1兆9,807億円
証券投資5兆9,690億円▲12兆5,834億円
株式・投資ファンド持分4,200億円▲5兆  568億円
中長期債3兆4,379億円▲1兆3,776億円
短期債2兆1,111億円▲6兆1,489億円
金融派生商品▲1,569億円▲375億円
その他投資▲5兆6,745億円12兆6,877億円
外貨準備▲1,323億円618億円
金融収支5,600億円2兆1,094億円

「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が5,600億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:9,760億円の資産増

収益の再投資等により、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:3,269億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:2兆1,598億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4,213億円の負債増

海外親会社による本邦子会社への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲931億円の負債減

小売業等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲1兆2,781億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4]ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

106.04円/米ドル(前年同月:106.27円/米ドル、前年同月比0.2%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

125.43円/ユーロ(前年同月:118.29円/ユーロ、前年同月比6.0%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888