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報道発表

令和2年3月9日

財務省

令和2年1月中 国際収支状況(速報)の概要

T経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲1兆1,478億円▲281億円(赤字幅拡大)
 貿易収支▲9,851億円▲151億円(赤字幅拡大)
 輸出5兆5,452億円▲2,821億円(▲4.8%減少)
輸入6兆5,303億円▲2,670億円(▲3.9%減少)
サービス収支▲1,627億円▲130億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支1兆8,476億円+841億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲875億円▲180億円(赤字幅拡大)
経常収支6,123億円+380億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したことから、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:▲1兆1,478億円の赤字(前年同月比▲281億円赤字幅拡大)

「貿易収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「貿易・サービス収支」は赤字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:▲9,851億円の赤字(前年同月比▲151億円赤字幅拡大)

輸出額の減少が輸入額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は赤字幅を拡大した。

  1. 出:5兆5,452億円(前年同月比▲2,821億円[▲4.8%]減少、14か月連続の減少)

  2. 入:6兆5,303億円(前年同月比▲2,670億円[▲3.9%]減少、9か月連続の減少)

[参考1]令和2年1月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局2月27日付公表)

(1) 輸出:5兆4,312億円(確報値:前年同月比▲1,435億円[▲2.6%]減少、数量:同▲1.6%減少、価格:同▲1.0%減少)

  1. 「商品別」では、自動車(同▲417億円[▲4.7%] 、数量:同▲5.7%)、建設用・鉱山用機械(同▲242億円[▲27.2%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲929億円[▲3.2%])、北米(同▲700億円[同▲5.8%])等が減少。

(2) 輸入:6兆7,444億円(9桁速報値:前年同月比▲2,480億円[▲3.5%]減少、数量:同▲1.7%減少、価格:同▲1.9%減少)

  1. 「商品別」では、液化天然ガス(同▲850億円[▲17.7%] 、数量:同▲0.5%)、通信機(同▲728億円[▲23.0%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲991億円[▲2.8%])、北米(同▲991億円[▲11.4%])等が減少。

[参考2]原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:70.28米ドル/バレル(前年同月比+12.1%)

  2. 円ベース:48,323円/キロリットル(前年同月比+12.1%)

(2) サービス収支:▲1,627億円の赤字(前年同月比▲130億円赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したことから、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3]訪日外国人旅行者数(1月):2,661,000人(前年同月比▲1.1%)

出国日本人数(1月):1,380,800人(前年同月比▲4.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆8,476億円の黒字(前年同月比+841億円黒字幅拡大)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U金融収支

金融収支の内訳
 1月
直接投資1兆9,555億円2兆 482億円
証券投資▲3兆2,119億円1兆1,552億円
 株式・投資ファンド持分1兆 567億円4,032億円
中長期債▲83億円▲3,996億円
短期債▲4兆2,603億円1兆1,516億円
金融派生商品2,711億円5,766億円
その他投資1兆3,156億円▲2兆9,142億円
外貨準備7,254億円3,834億円
金融収支1兆 556億円1兆2,492億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆556億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆7,910億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:6,566億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆905億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:▲1,645億円の負債減

本邦企業による海外子会社に対する借入金返済等がみられ、負債減(回収超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲4,001億円の負債減

医薬品等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆988億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4]ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

109.34円/米ドル(前年同月:108.95円/米ドル、前年同月比0.4%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

121.35円/ユーロ(前年同月:124.47円/ユーロ、前年同月比2.5%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888