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報道発表

令和元年8月8日

財務省

令和元(平成31)年上半期中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同期比
貿易・サービス収支4,558億円▲9,962億円(黒字幅縮小)
 貿易収支2,242億円▲1兆5,616億円(黒字幅縮小)
 輸出37兆9,497億円▲2兆 801億円(▲5.2%減少)
輸入37兆7,255億円▲5,185億円(▲1.4%減少)
サービス収支2,316億円+5,655億円(黒字転化)
第一次所得収支10兆5,923億円+196億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲5,806億円+5,181億円(赤字幅縮小)
経常収支10兆4,676億円▲4,584億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:4,558億円の黒字(前年同期比▲9,962億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は、黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:2,242億円の黒字(前年同期比▲1兆5,616億円 黒字幅縮小)

輸出額の減少が輸入額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:37兆9,497億円(前年同期比▲2兆801億円[▲5.2%]減少)

  2. 入:37兆7,255億円(前年同期比▲5,185億円[▲1.4%]減少)

[参考1] 令和元年上半期分貿易統計(通関ベース:財務省関税局7月30日付公表)

(1) 輸出:38兆2,417億円(確報値:前年同期比▲1兆8,921億円[▲4.7%]減少、数量:同▲5.6%減少、価格:同+0.9%増加)

  1. 「商品別」では、半導体等製造装置(同▲1,911億円 [▲13.4%]、数量:同▲19.3%)、鉄鋼(同▲1,706億円[▲10.0%]、数量:同▲12.8%)、自動車の部分品(同▲1,526億円[▲7.8%]、数量:同▲7.2%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲1兆5,935億円 [▲7.3%])等が減少。

(2) 輸入:39兆1,322億円(9桁速報値:前年同期比▲4,237億円[▲1.1%]減少、数量:同▲1.0%減少、価格:同▲0.1%減少)

  1. 「商品別」では、石油製品(同▲1,684億円[▲17.7%])、非鉄金属鉱(同▲1,178億円[▲14.1%]、数量:同▲2.9%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲3,461億円[▲1.8%])、対中東(同▲2,932億円[▲6.1%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同期比は財務省で算出)

  1. ドルベース:67.48米ドル/バレル(前年同期比▲1.4%)

  2. 円ベース:46,821円/キロリットル(前年同期比▲0.1%)

(2) サービス収支:2,316億円の黒字(前年同期比+5,655億円 黒字転化)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字に転化した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(令和元年上半期):16,633,600人(前年同期比+4.6%)

出国日本人数(令和元年上半期):9,542,400人(前年同期比+8.6%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:10兆5,923億円の黒字(前年同期比+196億円 黒字幅拡大)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資13兆6,043億円7兆7,484億円
証券投資5兆 946億円3兆 685億円
 株式・投資ファンド持分▲1兆9,156億円6兆2,329億円
中長期債5兆 560億円2兆4,595億円
短期債1兆9,542億円▲5兆6,239億円
金融派生商品▲4,716億円2,984億円
その他投資▲6兆1,520億円▲4兆9,520億円
外貨準備2兆4,916億円1兆 248億円
金融収支14兆5,668億円7兆1,881億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が14兆5,668億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:15兆9,809億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:2,115億円の資産増

生命保険会社が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:12兆6,946億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:2兆3,766億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:2兆1,271億円の負債増

医薬品等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:7兆6,386億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の期中平均レート)

110.02円/米ドル(前年同期:108.61円/米ドル、前年同期比1.3%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの期中平均レート)

124.31円/ユーロ(前年同期:131.54円/ユーロ、前年同期比5.5%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888