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報道発表

令和2年2月10日

財務省

令和元(平成31)年中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年比
貿易・サービス収支7,294億円+3,375億円(黒字幅拡大)
 貿易収支5,536億円▲6,446億円(黒字幅縮小)
 輸出76兆1,157億円▲5兆1,229億円(▲6.3%減少)
輸入75兆5,622億円▲4兆4,784億円(▲5.6%減少)
サービス収支1,758億円+9,820億円(黒字転化)
第一次所得収支20兆7,202億円▲1,331億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1兆3,899億円+6,332億円(赤字幅縮小)
経常収支20兆 597億円+8,375億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「サービス収支」が黒字に転化したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:7,294億円の黒字(前年比+3,375億円黒字幅拡大)

「サービス収支」が黒字に転化したことから、「貿易・サービス収支」は、黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:5,536億円の黒字(前年比▲6,446億円黒字幅縮小)

輸出額の減少が輸入額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:76兆1,157億円(前年比▲5兆1,229億円[▲6.3%]減少)

  2. 入:75兆5,622億円(前年比▲4兆4,784億円[▲5.6%]減少)

[参考1]令和元年分貿易統計(通関ベース:財務省関税局1月30日付公表)

(1) 輸出:76兆9,275億円(確報値:前年比▲4兆5,512億円[▲5.6%]減少、数量:同▲4.3%減少、価格:同▲1.3%減少)

  1. 「商品別」では、自動車の部分品(同▲3,892億円 [▲9.8%]、数量:同▲8.8%)、鉄鋼(同▲3,674億円[▲10.7%] 、数量:同▲7.5%)、自動車(同▲3,359億円[▲2.7%] 、数量:同▲0.1%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲3兆4,073億円 [▲7.6%])等が減少。

(2) 輸入: 78兆5,757億円(9桁速報値:前年比▲4兆1,276億円[▲5.0%]減少、数量:同▲1.1%減少、価格:同▲3.9%減少)

  1. 「商品別」では、原粗油(同▲9,385億円[▲10.5%]、数量:同▲1.2%)、石油製品(同▲5,371億円[▲25.9%])、液化天然ガス(同▲3,851億円[▲8.1%]、数量:同▲6.7%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲1兆8,211億円[▲4.6%])、中東(同▲1兆5,236億円[▲14.7%])等が減少。

[参考2]原油価格(価格は石油連盟資料による、前年比は財務省で算出)

  1. ドルベース:66.78米ドル/バレル(前年比▲8.3%)

  2. 円ベース:45,827円/キロリットル(前年比▲9.5%)

(2) サービス収支:1,758億円の黒字(前年比+9,820億円黒字転化)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字に転化した。

[参考3]訪日外国人旅行者数(令和元年):31,882,100人(前年比+2.2%)

出国日本人数(令和元年):20,080,600人(前年比+5.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:20兆7,202億円の黒字(前年比▲1,331億円黒字幅縮小)

「証券投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移

U 金融収支

金融収支の内訳
 令和元年
直接投資22兆7,943億円14兆7,198億円
証券投資9兆5,053億円9兆9,765億円
 株式・投資ファンド持分▲3,478億円14兆6,645億円
中長期債6兆2,002億円3兆 453億円
短期債3兆6,529億円▲7兆7,333億円
金融派生商品3,763億円1,178億円
その他投資▲10兆7,299億円▲7兆4,720億円
外貨準備2兆8,039億円2兆6,628億円
金融収支24兆7,499億円20兆  49億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が24兆7,499億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:26兆9,740億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:2兆8,938億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:18兆4,437億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4兆1,797億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:3兆2,416億円の負債増

医薬品等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:12兆2,435億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4]ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の期中平均レート)

108.99円/米ドル(前年:110.40円/米ドル、前年比1.3%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの期中平均レート)

122.02円/ユーロ(前年:130.35円/ユーロ、前年比6.4%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888