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報道発表

令和2年1月14日

財務省

令和元年11月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支1,605億円+6,600億円(黒字転化)
貿易収支▲25億円+5,371億円(赤字幅縮小)
輸出6兆2,442億円▲7,071億円(▲10.2%減少)
輸入6兆2,466億円▲1兆2,442億円(▲16.6%減少)
サービス収支1,630億円+1,229億円(黒字幅拡大)
第一次所得収支1兆4,575億円+19億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,813億円▲462億円(赤字幅拡大)
経常収支1兆4,368億円+6,157億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字幅を縮小したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:1,605億円の黒字(前年同月比+6,600億円 黒字転化)

「貿易収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字に転化した。

(1) 貿易収支:▲25億円の赤字(前年同月比+5,371億円 赤字幅縮小)

輸入額の減少が輸出額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は赤字幅を縮小した。

  1. 出:6兆2,442億円(前年同月比▲7,071億円[▲10.2%]減少、12か月連続の減少)

  2. 入:6兆2,466億円(前年同月比▲1兆2,442億円[▲16.6%]減少、7か月連続の減少)

[参考1] 令和元年11月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局12月26日付公表)

(1) 輸出:6兆3,790億円(確報値:前年同月比▲5,481億円[▲7.9%]減少、数量:同▲5.0%減少、価格:同▲3.1%減少)

  1. 「商品別」では、自動車(同▲771億円[▲7.0%] 、数量:同▲1.3%)、鉄鋼(同▲545億円[▲18.2%] 、数量:同▲8.5%)、建設用・鉱山用機械(同▲445億円[▲44.9%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲2,169億円[▲5.7%])、北米(同▲1,777億円[同▲12.1%])等が減少。

(2) 輸入:6兆4,642億円(9桁速報値:前年同月比▲1兆2,020億円[▲15.7%]減少、数量:同▲8.1%減少、価格:同▲8.2%減少)

  1. 「商品別」では、原粗油(同▲2,825億円[▲30.9%] 、数量:同▲9.8%)、通信機(同▲1,245億円[▲31.1%])、石油製品(同▲880億円[▲40.8%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲5,352億円[▲14.6%])、中東(同▲3,286億円[▲31.8%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:64.90米ドル/バレル(前年同月比▲20.5%)

  2. 円ベース:44,406円/キロリットル(前年同月比▲23.4%)

(2) サービス収支:1,630億円の黒字(前年同月比+1,229億円 黒字幅拡大)

「その他サービス収支」が黒字に転化したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(11月):2,441,300人(前年同月比▲0.4%)

出国日本人数(11月):1,642,300人(前年同月比▲1.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆4,575億円の黒字(前年同月比+19億円 黒字幅拡大)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
11月
直接投資1兆2,899億円1兆 460億円
証券投資▲3兆1,824億円▲2兆9,229億円
株式・投資ファンド持分▲9,558億円▲2兆2,450億円
中長期債▲2,485億円1,889億円
短期債▲1兆9,781億円▲8,668億円
金融派生商品5,701億円107億円
その他投資1兆7,442億円3兆1,902億円
外貨準備1,510億円▲4,442億円
金融収支5,728億円8,799億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が5,728億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆6,236億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:3,373億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1,039億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:3,337億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:1兆2,930億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:3,524億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

108.86円/米ドル(前年同月:113.37円/米ドル、前年同月比4.0%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

120.32円/ユーロ(前年同月:128.83円/ユーロ、前年同月比6.6%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888