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報道発表

令和元年12月9日

財務省

令和元年10月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支1,545億円+7,137億円(黒字転化)
貿易収支2,540億円+5,747億円(黒字転化)
輸出6兆5,399億円▲5,576億円(▲7.9%減少)
輸入6兆2,859億円▲1兆1,322億円(▲15.3%減少)
サービス収支▲995億円+1,391億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支1兆7,775億円▲2,823億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1,151億円+691億円(赤字幅縮小)
経常収支1兆8,168億円+5,005億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字に転化したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:1,545億円の黒字(前年同月比+7,137億円 黒字転化)

「貿易収支」が黒字に転化したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字に転化した。

(1) 貿易収支:2,540億円の黒字(前年同月比+5,747億円 黒字転化)

輸入額の減少が輸出額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は黒字に転化した。

  1. 出:6兆5,399億円(前年同月比▲5,576億円[▲7.9%]減少、11か月連続の減少)

  2. 入:6兆2,859億円(前年同月比▲1兆1,322億円[▲15.3%]減少、6か月連続の減少)

[参考1] 令和元年10月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局11月28日付公表)

(1) 輸出:6兆5,771億円(確報値:前年同月比▲6,664億円[▲9.2%]減少、数量:同▲4.4%減少、価格:同▲5.0%減少)

  1. 「商品別」では、自動車(同▲1,091億円[▲9.6%] 、数量:同▲4.6%)、原動機(同▲570億円[▲20.9%] 、数量:同▲17.0%)、鉄鋼(同▲507億円[▲16.7%] 、数量:同▲8.5%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲4,454億円[▲11.2%])、北米(同▲1,523億円[同▲10.1%])等が減少。

(2) 輸入:6兆5,614億円(9桁速報値:前年同月比▲1兆1,383億円[▲14.8%]減少、数量:同▲6.1%減少、価格:同▲9.2%減少)

  1. 「商品別」では、原粗油(同▲1,738億円[▲22.6%] 、数量:同▲1.3%)、液化天然ガス(同▲875億円[▲20.9%] 、数量:同▲3.6%)、石油製品(同▲853億円[▲42.5%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲5,258億円[▲14.0%])、中東(同▲2,556億円[▲27.9%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:65.03米ドル/バレル(前年同月比▲17.9%)

  2. 円ベース:44,097円/キロリットル(前年同月比▲21.6%)

(2) サービス収支:▲995億円の赤字(前年同月比+1,391億円 赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(10月):2,496,600人(前年同月比▲5.5%)

出国日本人数(10月):1,663,500人(前年同月比+1.0%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆7,775億円の黒字(前年同月比▲2,823億円 黒字幅縮小)

「直接投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
10月
直接投資1兆 460億円6,243億円
証券投資▲2兆9,229億円9兆4,509億円
株式・投資ファンド持分▲2兆2,450億円2兆7,061億円
中長期債1,889億円2兆3,411億円
短期債▲8,668億円4兆4,037億円
金融派生商品107億円▲811億円
その他投資3兆1,902億円▲5兆4,891億円
外貨準備▲4,442億円▲197億円
金融収支8,799億円4兆4,854億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が8,799億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:9,042億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:7,083億円の資産増

生命保険会社が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆2,088億円の資産増

生命保険会社が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:▲1,418億円の負債減

本邦企業による海外関連会社に対する借入金返済等がみられ、負債減(回収超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:2兆9,533億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆199億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

108.12円/米ドル(前年同月:112.78円/米ドル、前年同月比4.1%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

119.42円/ユーロ(前年同月:129.66円/ユーロ、前年同月比7.9%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888