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報道発表

令和元年10月8日

財務省

令和元年8月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支741億円+3,079億円(黒字転化)
貿易収支509億円+3,065億円(黒字転化)
輸出6兆 808億円▲5,694億円(▲8.6%減少)
輸入6兆 299億円▲8,759億円(▲12.7%減少)
サービス収支233億円+15億円(黒字幅拡大)
第一次所得収支2兆2,681億円▲161億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1,846億円+421億円(赤字幅縮小)
経常収支2兆1,577億円+3,340億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字に転化したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:741億円の黒字(前年同月比+3,079億円 黒字転化)

「貿易収支」が黒字に転化したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字に転化した。

(1) 貿易収支:509億円の黒字(前年同月比+3,065億円 黒字転化)

輸入額の減少が輸出額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は黒字に転化した。

  1. 出:6兆808億円(前年同月比▲5,694億円[▲8.6%]減少、9か月連続の減少)

  2. 入:6兆299億円(前年同月比▲8,759億円[▲12.7%]減少、4か月連続の減少)

[参考1] 令和元年8月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局9月27日付公表)

(1) 輸出:6兆1,412億円(確報値:前年同月比▲5,466億円[▲8.2%]減少、数量:同▲6.0%減少、価格:同▲2.4%減少)

  1. 「商品別」では、自動車(同▲678億円[▲7.2%] 、数量:同▲4.2%)、半導体等製造装置(同▲621億円[▲24.5%] 、数量:同▲38.5%)、自動車の部分品(同▲432億円[▲13.6%] 、数量:同▲12.1%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲4,100億円[▲10.9%])等が減少。

(2) 輸入:6兆2,848億円(9桁速報値:前年同月比▲8,511億円[▲11.9%]減少、数量:同▲6.1%減少、価格:同▲6.2%減少)

  1. 「商品別」では、原粗油(同▲2,245億円[▲25.0%] 、数量:同▲11.0%)、液化天然ガス(同▲1,041億円[▲23.3%] 、数量:同▲19.4%)、石炭(同▲663億円[▲24.4%] 、数量:同▲11.9%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲3,212億円[▲10.0%])、中東(同▲3,077億円[▲29.8%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:67.38米ドル/バレル(前年同月比▲12.4%)

  2. 円ベース:45,420円/キロリットル(前年同月比▲15.7%)

(2) サービス収支:233億円の黒字(前年同月比+15億円 黒字幅拡大)

「輸送収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(8月):2,520,100人(前年同月比▲2.2%)

出国日本人数(8月):2,109,600人(前年同月比+3.7%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆2,681億円の黒字(前年同月比▲161億円 黒字幅縮小)

「証券投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
8月
直接投資2兆 214億円1兆2,361億円
証券投資▲1兆7,050億円1兆9,629億円
株式・投資ファンド持分1兆4,460億円2,435億円
中長期債 8,995億円▲1兆3,078億円
短期債▲4兆 505億円3兆 272億円
金融派生商品▲3,083億円▲379億円
その他投資1兆4,658億円▲2兆3,300億円
外貨準備1,559億円859億円
金融収支1兆6,299億円9,170億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆6,299億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:2兆3,599億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:5,381億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆5,252億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:3,385億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲9,079億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:6,257億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

106.27円/米ドル(前年同月:111.06円/米ドル、前年同月比4.3%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

118.29円/ユーロ(前年同月:128.22円/ユーロ、前年同月比7.7%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888