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報道発表

令和元年7月8日

財務省

令和元年5月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支▲5,137億円▲2,082億円 (赤字幅拡大)
貿易収支▲6,509億円▲3,351億円 (赤字幅拡大)
輸出5兆9,180億円▲3,972億円 (▲6.3%減少)
輸入6兆5,690億円▲621億円 (▲0.9%減少)
サービス収支1,372億円+1,269億円 (黒字幅拡大)
第一次所得収支2兆2,574億円▲1,420億円 (黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1,488億円+500億円 (赤字幅縮小)
経常収支1兆5,948億円▲3,002億円 (黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字幅を拡大したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲5,137億円の赤字(前年同月比▲2,082億円 赤字幅拡大)

「貿易収支」が赤字幅を拡大したことから、「貿易・サービス収支」は赤字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:▲6,509億円の赤字(前年同月比▲3,351億円 赤字幅拡大)

輸出額の減少が輸入額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は赤字幅を拡大した。

  1. 出:5兆9,180億円(前年同月比▲3,972億円[▲6.3%]減少、6か月連続の減少)

  2. 入:6兆5,690億円(前年同月比▲621億円[▲0.9%]減少、3か月ぶりの減少)

[参考1]  令和元年5月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局6月27日付公表)

(1) 輸出:5兆8,353億円(確報値:前年同月比▲4,915億円[▲7.8%]減少、数量:同▲8.9%減少、価格:同+1.2%増加)

  1. 「商品別」では、半導体等製造装置(同▲708億円[▲30.4%] 、数量:同▲26.6%)、自動車の部分品(同▲365億円[▲11.8%] 、数量:同▲11.5%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲4,295億円[▲12.1%])等が減少。

(2) 輸入:6兆8,036億円(9桁速報値:前年同月比▲1,006億円[▲1.5%]減少、数量:同▲1.2%減少、価格:同▲0.3%減少)

  1. 「商品別」では、液化天然ガス(同▲482億円[▲13.7%] 、数量:同▲13.1%)、有機化合物(同▲350億円[▲20.0%] )等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲1,053億円[▲3.3%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:73.01米ドル/バレル(前年同月比+3.0%)

  2. 円ベース:50,978円/キロリットル(前年同月比+4.8%)

(2) サービス収支:1,372億円の黒字(前年同月比+1,269億円 黒字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(5月):2,773,100人(前年同月比+3.7%)

出国日本人数(5月):1,438,000人(前年同月比+3.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆2,574億円の黒字(前年同月比▲1,420億円 黒字幅縮小)

「直接投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
5月
直接投資8,222億円1兆7,485億円
証券投資▲2兆2,181億円▲4兆7,983億円
株式・投資ファンド持分1兆1,348億円▲4兆7,824億円
中長期債▲2,458億円▲1兆6,480億円
短期債▲3兆1,071億円1兆6,322億円
金融派生商品▲959億円3,185億円
その他投資4兆2,181億円1兆 325億円
外貨準備5,189億円4,320億円
金融収支3兆2,451億円▲1兆2,667億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が3兆2,451億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆2,308億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:9,623億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆5,619億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4,086億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲1,725億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆8,077億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

109.83円/米ドル(前年同月:109.69円/米ドル、前年同月比0.1%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

122.76円/ユーロ(前年同月:129.68円/ユーロ、前年同月比5.3%の円高))

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888