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報道発表

令和元年6月10日

財務省

平成31年4月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支▲4,109億円▲5,307億円(赤字転化)
貿易収支▲982億円▲6,604億円(赤字転化)
輸出6兆3,880億円▲2,436億円(▲3.7%減少)
輸入6兆4,862億円+4,168億円(+6.9%増加)
サービス収支▲3,127億円+1,297億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支2兆1,303億円+1,868億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲120億円+1,648億円(赤字幅縮小)
経常収支1兆7,074億円▲1,791億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字に転化したことから、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲4,109億円の赤字(前年同月比▲5,307億円 赤字転化)

「貿易収支」が赤字に転化したことから、「貿易・サービス収支」は赤字に転化した。

(1) 貿易収支:▲982億円の赤字(前年同月比▲6,604億円 赤字転化)

輸出額が減少し、輸入額が増加したことから、「貿易収支」は赤字に転化した。

  1. 出:6兆3,880億円(前年同月比▲2,436億円[▲3.7%]減少、5か月連続の減少)

  2. 入:6兆4,862億円(前年同月比+4,168億円[+6.9%]増加、2か月連続の増加)

[参考1]  平成31年4月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局5月30日付公表)

(1) 輸出:6兆6,589億円(確報値:前年同月比▲1,633億円[▲2.4%]減少、数量:同▲4.3%減少、価格:同+2.0%増加)

  1. 「商品別」では、半導体等製造装置(同▲350億円[▲15.1%] 、数量:同▲15.4%)、船舶(同▲258億円[▲19.7%]、数量:同▲5.8%)、半導体等電子部品(同▲194億円[▲5.7%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲1,211億円[▲3.3%])等が減少。

(2) 輸入:6兆6,021億円(9桁速報値:前年同月比+4,008億円[+6.5%]増加、数量:同+4.1%増加、価格:同+2.3%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+921億円[+13.8%] 、数量:同+4.9%)、電算機類(含周辺機器)(同+388億円[+25.3%] 、数量:同+18.3%)、通信機(同+233億円[+11.6%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+1,443億円[+4.9%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:68.78米ドル/バレル(前年同月比+3.8%)

  2. 円ベース:48,078円/キロリットル(前年同月比+8.6%)

(2) サービス収支:▲3,127億円の赤字(前年同月比+1,297億円 赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(4月):2,926,700人(前年同月比+0.9%)

出国日本人数(4月):1,666,500人(前年同月比+22.8%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆1,303億円の黒字(前年同月比+1,868億円 黒字幅拡大)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
4月
直接投資1兆7,485億円1兆2,171億円
証券投資▲4兆7,983億円5兆4,218億円
株式・投資ファンド持分▲4兆7,824億円4兆3,268億円
中長期債▲1兆6,480億円1兆5,001億円
短期債1兆6,322億円▲4,051億円
金融派生商品3,185億円180億円
その他投資1兆 325億円▲3兆 291億円
外貨準備4,320億円1,941億円
金融収支▲1兆2,667億円3兆8,219億円

「証券投資」において純資産が減少したことから、「金融収支」は純資産が▲1兆2,667億円減少した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:2兆718億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:▲6,190億円の資産減

信託銀行(信託勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲4,661億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:3,234億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:4兆1,635億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆1,819億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

111.66円/米ドル(前年同月:107.43円/米ドル、前年同月比3.9%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

125.55円/ユーロ(前年同月:132.13円/ユーロ、前年同月比5.0%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888