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報道発表

平成31年3月8日

財務省

平成31年1月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲1兆1,160億円▲2,923億円(赤字幅拡大)
 貿易収支▲9,648億円▲3,042億円(赤字幅拡大)
 輸出5兆8,169億円▲4,180億円(▲6.7%減少)
輸入6兆7,818億円▲1,138億円(▲1.7%減少)
サービス収支▲1,512億円+119億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支1兆7,592億円+2,301億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲428億円+702億円(赤字幅縮小)
経常収支6,004億円+81億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:▲1兆1,160億円の赤字(前年同月比▲2,923億円 赤字幅拡大)

「貿易収支」が赤字幅を拡大したことから、「貿易・サービス収支」は赤字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:▲9,648億円の赤字(前年同月比▲3,042億円 赤字幅拡大)

輸出額の減少が輸入額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は赤字幅を拡大した。

  1. 出:5兆8,169億円(前年同月比▲4,180億円[▲6.7%]減少、2か月連続の減少)

  2. 入:6兆7,818億円(前年同月比▲1,138億円[▲1.7%]減少、10か月ぶりの減少)

[参考1] 平成31年1月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局2月27日付公表)

(1) 輸出:5兆5,747億円(確報値:前年同月比▲5,116億円[▲8.4%]減少、数量:同▲9.0%減少、価格:同+0.7%増加)

  1. 「商品別」では、船舶(同▲749億円[▲37.4%] 、数量:同▲37.2%)、半導体等製造装置(同▲634億円[▲27.8%]、数量:同▲34.8%)、鉄鋼(同▲375億円[▲13.6%]、数量:同▲19.2%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲4,398億円[▲13.1%])等が減少。

(2) 輸入:6兆9,903億円(9桁速報値:前年同月比▲442億円[▲0.6%]減少、数量:同+0.5%増加、価格:同▲1.2%減少)

  1. 「商品別」では、原粗油(同▲735億円[▲10.3%]、数量:同▲5.0%)、石油製品(同▲316億円[▲17.9%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同▲1,054億円[▲12.3%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:62.66米ドル/バレル(前年同月比▲3.0%)

  2. 円ベース:43,099円/キロリットル(前年同月比▲5.7%)

(2) サービス収支:▲1,512億円の赤字(前年同月比+119億円 赤字幅縮小)

「旅行収支」が黒字幅を拡大したことから、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(1月):2,689,400人(前年同月比+7.5%)

出国日本人数(1月):1,452,200人(前年同月比+2.0%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆7,592億円の黒字(前年同月比+2,301億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は 4,416億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 1月
直接投資7兆1,137億円1兆  91億円
証券投資▲4,892億円▲1兆6,099億円
 株式・投資ファンド持分▲3兆6,908億円3,482億円
中長期債6,208億円▲1兆3,590億円
短期債2兆5,809億円▲5,991億円
金融派生商品▲3,770億円▲2,374億円
その他投資▲3兆9,386億円1兆3,272億円
外貨準備3,998億円▲3,006億円
金融収支2兆7,087億円1,883億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が2兆7,087億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:7兆1,847億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:▲1兆1,489億円の資産減

投資信託委託会社等が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

(3) 対外中長期債投資:2兆2,411億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:710億円の負債増

海外親会社による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:2兆5,418億円の負債増

医薬品等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆6,203億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

108.95円/米ドル(前年同月:110.77円/米ドル、前年同月比1.6%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

124.47円/ユーロ(前年同月:135.22円/ユーロ、前年同月比8.0%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888