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報道発表

平成30年8月8日

財務省

平成30年上半期中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同期比
貿易・サービス収支1兆3,934億円▲3,874億円(黒字幅縮小)
 貿易収支1兆8,150億円▲2,289億円(黒字幅縮小)
 輸出40兆467億円+2兆6,936億円(+7.2%増加)
輸入38兆2,317億円+2兆9,225億円(+8.3%増加)
サービス収支▲4,216億円▲1,586億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支10兆5,324億円+6,673億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1兆847億円▲584億円(赤字幅拡大)
経常収支10兆8,411億円+2,215億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したことから、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:1兆3,934億円の黒字(前年同期比▲3,874億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「貿易・サービス収支」は、黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:1兆8,150億円の黒字(前年同期比▲2,289億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:40兆467億円(前年同期比+2兆6,936億円[+7.2%]増加)

  2. 入:38兆2,317億円(前年同期比+2兆9,225億円[+8.3%]増加)

[参考1] 平成30年上半期分貿易統計(通関ベース:財務省関税局7月27日付公表)

(1) 輸出:40兆1,314億円(確報値:前年同期比+2兆3,455億円[+6.2%]増加、数量:同+3.0%増加、価格:同+3.1%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+4,475億円 [+8.0%]、数量:同+6.5%)、半導体等製造装置(同+1,713億円[+13.7%]、数量:同+11.2%)、金属加工機械(同+1,137億円[+22.0%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+1兆3,593億円 [+6.6%])等が増加。

(2) 輸入:39兆5,282億円(9桁速報値:前年同期比+2兆7,525億円[+7.5%]増加、数量:同+1.7%増加、価格:同+5.7%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+4,734億円[+13.4%]、数量:同▲6.7%)、液化天然ガス(同+1,968億円[+9.8%]、数量:同▲2.7%)、石油製品(同+1,736億円[+22.3%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+1兆61億円[+5.6%])、対中東(同+6,953億円[+17.1%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同期比は財務省で算出)

  1. ドルベース:68.40米ドル/バレル(前年同期比+26.1%)

  2. 円ベース:46,834円/キロリットル(前年同期比+21.5%)

(2) サービス収支:▲4,216億円の赤字(前年同期比▲1,586億円 赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(30年上半期):15,898,900人(前年同期比+15.6%)

出国日本人数(30年上半期):8,783,400人(前年同期比+4.3%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:10兆5,324億円の黒字(前年同期比+6,673億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は2兆6,317億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資7兆1,798億円7兆1,775億円
証券投資6兆5,830億円▲5,873億円
 株式・投資ファンド持分8兆1,707億円6兆1,568億円
中長期債5,686億円▲3兆9,931億円
短期債▲2兆1,563億円▲2兆7,511億円
金融派生商品▲2,198億円2兆4,522億円
その他投資▲3兆2,521億円▲2兆3,462億円
外貨準備1兆6,381億円9,608億円
金融収支11兆9,289億円7兆6,570億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が11兆9,289億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:8兆5,743億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:4兆9,326億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆5,621億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1兆3,945億円の負債増

海外企業による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲3兆2,380億円の負債減

銀行業等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:9,935億円の負債増

政府機関債券が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の期中平均レート)

108.61円/米ドル(前年同期:112.30円/米ドル、前年同期比3.3%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの期中平均レート)

131.54円/ユーロ(前年同期:121.67円/ユーロ、前年同期比8.1%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888