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報道発表

令和元年5月14日

財務省

平成30年度中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年度比
貿易・サービス収支690億円▲4兆 139億円(黒字幅縮小)
 貿易収支7,068億円▲3兆8,328億円(黒字幅縮小)
 輸出80兆3,171億円+2兆 341億円(+2.6%増加)
輸入79兆6,103億円+5兆8,669億円(+8.0%増加)
サービス収支▲6,378億円▲1,812億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支21兆 652億円+7,984億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1兆7,198億円+4,550億円(赤字幅縮小)
経常収支19兆4,144億円▲2兆7,605億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:690億円の黒字(前年度比▲4兆139億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「貿易・サービス収支」は、黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:7,068億円の黒字(前年度比▲3兆8,328億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:80兆3,171億円(前年度比+2兆341億円[+2.6%]増加)

  2. 入:79兆6,103億円(前年度比+5兆8,669億円[+8.0%]増加)

[参考1] 平成30年度分貿易統計(通関ベース:財務省関税局4月26日付公表)

(1) 輸出:80兆7,095億円(確報値:前年度比+1兆4,883億円[+1.9%]増加、数量:同▲0.6%減少、価格:同+2.5%増加)

  1. 「商品別」では、鉱物性燃料(同+2,393億円[+21.3%])、自動車(同+1,828億円[+1.5%]、 数量:同+1.5%)、船舶(同+1,673億円[+13.3%]、数量:同+15.4%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+5,663億円 [+1.3%])等が増加。

(2) 輸入:82兆2,989億円(9桁速報値:前年度比+5兆4,885億円[+7.1%]増加、数量:同+1.4%増加、価格:同+5.7%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1兆4,359億円[+19.7%]、数量:同▲5.1%)、液化天然ガス(同+7,921億円[+19.4%]、数量:同▲4.0%)、石炭(同+2,866億円[+11.2%]、数量:同▲1.3%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同+1兆6,710億円[+19.8%])、アジア(同+1兆4,074億円[+3.7%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年度比は財務省で算出)

  1. ドルベース:72.13米ドル/バレル(前年度比+26.5%)

  2. 円ベース:50,258円/キロリットル(前年度比+26.2%)

(2) サービス収支:▲6,378億円の赤字(前年度比▲1,812億円 赤字幅拡大)

「輸送収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(30年度):31,626,933人(前年度比+6.2%)

出国日本人数(30年度):19,249,572人(前年度比+7.1%)

(出典:日本政府観光局(JNTO)の資料により財務省で算出)

2.第一次所得収支:21兆652億円の黒字(前年度比+7,984億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は5兆3,714億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移

U 金融収支

金融収支の内訳
 30年前年
直接投資20兆4,045億円14兆5,279億円
証券投資6兆8,637億円6兆8,651億円
 株式・投資ファンド持分10兆4,193億円11兆7,762億円
中長期債4兆8,918億円▲3兆9,930億円
短期債▲8兆4,473億円▲ 9,180億円
金融派生商品  1,191億円1兆8,626億円
その他投資▲9兆2,361億円▲4兆8,460億円
外貨準備3兆3,461億円2兆2,709億円
金融収支21兆4,974億円20兆6,805億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が21兆4,974億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:24兆6,679億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:7兆9,555億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:18兆6,732億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4兆2,634億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲2兆4,637億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:13兆7,814億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の期中平均レート)

110.90円/米ドル(前年度:110.81円/米ドル、前年度比0.1%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの期中平均レート)

128.46円/ユーロ(前年度:129.65円/ユーロ、前年度比0.9%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888