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報道発表

平成31年1月11日

財務省

平成30年11月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲5,470億円▲7,651億円(赤字転化)
 貿易収支▲5,591億円▲7,583億円(赤字転化)
 輸出6兆9,180億円+1,284億円(+1.9%増加)
輸入7兆4,772億円+8,867億円(+13.5%増加)
サービス収支121億円▲68億円(黒字幅縮小)
第一次所得収支1兆4,388億円+1,086億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,346億円+730億円(赤字幅縮小)
経常収支  7,572億円▲5,835億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲5,470億円の赤字(前年同月比▲7,651億円 赤字転化)

「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、「貿易・サービス収支」は赤字に転化した。

(1) 貿易収支:▲5,591億円の赤字(前年同月比▲7,583億円 赤字転化)

輸入額が輸出額を上回ったことから、「貿易収支」は赤字に転化した。

  1. 出:6兆9,180億円(前年同月比+1,284億円[+1.9%]増加、2か月連続の増加)

  2. 入:7兆4,772億円(前年同月比+8,867億円[+13.5%]増加、8か月連続の増加)

[参考1] 平成30年11月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局12月27日付公表)

(1) 輸出:6兆9,280億円(確報値:前年同月比+80億円[+0.1%]増加、数量:同▲1.9%減少、価格:同+2.1%増加)

  1. 「商品別」では、船舶(同+543億円[+78.0%]、数量:同+46.8%)、有機化合物(同+169億円[+9.9%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中南米(同+454億円[+18.0%])等が増加。

(2) 輸入:7兆6,657億円(9桁速報値:前年同月比+8,509億円[+12.5%]増加、数量:同+4.2%増加、価格:同+7.9%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+2,793億円[+44.0%]、数量:同+2.2%)、液化天然ガス(同+1,117億円[+37.6%]、数量:同▲1.0%)、石油製品(同+726億円[+50.5%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同+3,043億円[+41.8%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:81.74米ドル/バレル(前年同月比+41.5%)

  2. 円ベース:58,101円/キロリットル(前年同月比+40.8%)

(2) サービス収支:121億円の黒字(前年同月比▲68億円 黒字幅縮小)

「輸送収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を縮小した。

[参考3]  訪日外国人旅行者数(11月):2,450,800人(前年同月比+3.1%)

出国日本人数(11月):1,673,500人(前年同月比+8.2%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆4,388億円の黒字(前年同月比+1,086億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は4,404億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 11月
直接投資2兆2,692億円7,851億円
証券投資▲4兆9,682億円▲671億円
 株式・投資ファンド持分5,685億円▲4,193億円
中長期債▲1兆5,497億円▲1兆7,912億円
短期債▲3兆9,870億円2兆1,434億円
金融派生商品509億円902億円
その他投資3兆6,386億円7,954億円
外貨準備1,300億円▲556億円
金融収支1兆1,205億円1兆5,479億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆1,205億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:2兆6,996億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:4,718億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆8,959億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4,304億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲967億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:3兆4,456億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

113.37円/米ドル(前年同月:112.92円/米ドル、前年同月比0.4%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

128.83円/ユーロ(前年同月:132.46円/ユーロ、前年同月比2.7%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888