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報道発表

平成30年12月10日

財務省

平成30年10月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲5,547億円▲9,610億円(赤字転化)
 貿易収支▲3,217億円▲7,503億円(赤字転化)
 輸出7兆 886億円+5,089億円(+7.7%増加)
輸入7兆4,104億円+1兆2,592億円(+20.5%増加)
サービス収支▲2,330億円▲2,107億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支2兆 472億円+1,046億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,827億円▲222億円(赤字幅拡大)
経常収支1兆3,099億円▲8,786億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲5,547億円の赤字(前年同月比▲9,610億円 赤字転化)

「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、「貿易・サービス収支」は赤字に転化した。

(1) 貿易収支:▲3,217億円の赤字(前年同月比▲7,503億円 赤字転化)

輸入額が輸出額を上回ったことから、「貿易収支」は赤字に転化した。

  1. 出:7兆 886億円(前年同月比+5,089億円[+7.7%]増加、2か月ぶりの増加)

  2. 入:7兆4,104億円(前年同月比+1兆2,592億円[+20.5%]増加、7か月連続の増加)

[参考1] 平成30年10月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局11月29日付公表)

(1) 輸出:7兆2,439億円(確報値:前年同月比+5,510億円[+8.2%]増加、数量:同+3.8%増加、価格:同+4.3%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+769億円[+7.3%] 、数量:同+4.8%)、原動機(同+495億円[+22.1%]、数量:同+13.5%)、半導体等電子部品(同+365億円[+10.5%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,697億円[+7.3%])等が増加。

(2) 輸入:7兆6,940億円(9桁速報値:前年同月比+1兆2,797億円[+19.9%]増加、数量:同+10.3%増加、価格:同+8.7%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,934億円[+33.7%]、数量:同▲7.7%)、液化天然ガス(同+1,380億円[+49.3%]、数量:同+6.5%)、衣類・同付属品(同+729億円[+25.3%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+5,533億円[+17.3%])、中東(同+2,312億円[+33.7%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:79.17米ドル/バレル(前年同月比+44.2%)

  2. 円ベース:56,222円/キロリットル(前年同月比+44.9%)

(2) サービス収支:▲2,330億円の赤字(前年同月比▲2,107億円 赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3]  訪日外国人旅行者数(10月):2,640,600人(前年同月比+1.8%)

出国日本人数(10月):1,646,200人(前年同月比+12.8%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆472億円の黒字(前年同月比+1,046億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は4,335億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 10月
直接投資7,851億円1兆2,535億円
証券投資▲671億円6兆9,826億円
 株式・投資ファンド持分▲4,193億円3兆1,644億円
中長期債▲1兆7,912億円6兆3,272億円
短期債2兆1,434億円▲2兆5,090億円
金融派生商品902億円773億円
その他投資7,954億円▲5兆8,480億円
外貨準備▲556億円7,188億円
金融収支1兆5,479億円3兆1,843億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆5,479億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:8,184億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆1,966億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲4,364億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:333億円の負債増

海外親会社による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:1兆6,159億円の負債増

銀行業等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆3,548億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

112.78円/米ドル(前年同月:112.96円/米ドル、前年同月比0.2%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

129.66円/ユーロ(前年同月:132.81円/ユーロ、前年同月比2.4%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888