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報道発表

平成30年11月8日

財務省

平成30年9月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支2,818億円▲5,194億円(黒字幅縮小)
 貿易収支3,233億円▲5,350億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆6,710億円▲632億円(▲0.9%減少)
輸入6兆3,477億円+4,717億円(+8.0%増加)
サービス収支▲415億円+156億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支1兆6,945億円+262億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,546億円+565億円(赤字幅縮小)
経常収支1兆8,216億円▲4,367億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:2,818億円の黒字(前年同月比▲5,194億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:3,233億円の黒字(前年同月比▲5,350億円 黒字幅縮小)

輸出額が減少し、輸入額が増加したことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆6,710億円(前年同月比▲632億円[▲0.9%]減少、23か月ぶりの減少)

  2. 入:6兆3,477億円(前年同月比+4,717億円[+8.0%]増加、6か月連続の増加)

[参考1] 平成30年9月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局10月30日付公表)

(1) 輸出:6兆7,194億円(確報値:前年同月比▲913億円[▲1.3%]減少、数量:同▲4.9%減少、価格:同+3.7%増加)

  1. 「商品別」では、鉱物性燃料(同+347億円[+32.9%])等が増加、自動車(同▲498億円[▲4.7%]、数量:同▲8.9%)、通信機(同▲205億円[▲28.7%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対西欧(同▲777億円[▲9.7%])が減少。

(2) 輸入:6兆5,881億円(9桁速報値:前年同月比+4,312億円[+7.0%]増加、数量:同▲2.7%減少、価格:同+10.0%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,983億円[+37.8%]、数量:同▲7.9%)、液化天然ガス(同+1,153億円[+42.6%]、数量:同+7.8%)、石油製品(同+813億円[+83.7%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同+2,088億円[+35.4%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:76.00米ドル/バレル(前年同月比+47.4%)

  2. 円ベース:53,125円/キロリットル(前年同月比+49.6%)

(2) サービス収支:▲415億円の赤字(前年同月比+156億円 赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したことから、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3]  訪日外国人旅行者数(9月):2,159,600人(前年同月比▲5.3%)

出国日本人数(9月):1,630,000人(前年同月比+0.5%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆6,945億円の黒字(前年同月比+262億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は4,332億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 9月
直接投資1兆2,535億円1兆3,545億円
証券投資6兆9,826億円▲2,750億円
 株式・投資ファンド持分3兆1,644億円1兆9,787億円
中長期債6兆3,272億円1兆2,823億円
短期債▲2兆5,090億円▲3兆5,360億円
金融派生商品773億円1,487億円
その他投資▲5兆8,480億円3,348億円
外貨準備7,188億円3,498億円
金融収支3兆1,843億円1兆9,128億円

「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が3兆1,843億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆7,384億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆1,806億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:5兆1,128億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4,849億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲1兆9,838億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲1兆2,145億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

111.89円/米ドル(前年同月:110.68円/米ドル、前年同月比1.1%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

130.47円/ユーロ(前年同月:131.86円/ユーロ、前年同月比1.1%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888