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報道発表

平成30年9月10日

財務省

平成30年7月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲1,754億円▲5,155億円(赤字転化)
 貿易収支▲10億円▲5,669億円(赤字転化)
 輸出6兆7,708億円+3,966億円(+6.2%増加)
輸入6兆7,717億円+9,635億円(+16.6%増加)
サービス収支▲1,744億円+514億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支2兆3,549億円+1,919億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,698億円▲137億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆97億円▲3,373億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲1,754億円の赤字(前年同月比▲5,155億円 赤字転化)

「貿易収支」が赤字に転化したことから、「貿易・サービス収支」は赤字に転化した。

(1) 貿易収支:▲10億円の赤字(前年同月比▲5,669億円 赤字転化)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は赤字に転化した。

  1. 出:6兆7,708億円(前年同月比+3,966億円[+6.2%]増加、21か月連続の増加)

  2. 入:6兆7,717億円(前年同月比+9,635億円[+16.6%]増加、4か月連続の増加)

[参考1] 平成30年7月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局8月30日付公表)

(1) 輸出:6兆7,479億円(確報値:前年同月比+2,533億円[+3.9%]増加、数量:同+0.9%増加、価格:同+3.0%増加)

  1. 「商品別」では、鉱物性燃料(同+363億円[+43.1%])、鉄鋼(同+287億円[+11.2%]、数量:同+2.4%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,806億円[+8.0%])等が増加。

(2) 輸入:6兆9,799億円(9桁速報値:前年同月比+8,918億円[+14.6%]増加、数量:同+4.1%増加、価格:同+10.2%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+2,191億円[+40.3%]、数量:同▲10.2%)、医薬品(同+941億円[+46.8%]、数量:同▲2.3%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同+2,432億円[+38.6%])、アジア(同+2,106億円[+6.9%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:76.68米ドル/バレル(前年同月比+58.6%)

  2. 円ベース:53,420円/キロリットル(前年同月比+56.2%)

(2) サービス収支:▲1,744億円の赤字(前年同月比+514億円 赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(7月):2,832,000人(前年同月比+5.6%)

出国日本人数(7月):1,558,000人(前年同月比+5.2%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆3,549億円の黒字(前年同月比+1,919億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は4,732億円の黒字)

「証券投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 7月
直接投資1兆1,334億円1兆6,333億円
証券投資2兆9,623億円▲1兆7,252億円
 株式・投資ファンド持分6,126億円2兆5,541億円
中長期債▲5,208億円1,862億円
短期債2兆8,705億円▲4兆4,655億円
金融派生商品1,674億円1,724億円
その他投資▲5兆2,773億円▲545億円
外貨準備1,823億円5,946億円
金融収支▲8,319億円6,206億円

「その他投資」において純資産が減少したことから、「金融収支」は純資産が▲8,319億円減少した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆4,804億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆3,322億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆3,767億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:3,469億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:7,196億円の負債増

食料品等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆8,975億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

111.37円/米ドル(前年同月:112.44円/米ドル、前年同月比1.0%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

130.18円/ユーロ(前年同月:129.50円/ユーロ、前年同月比0.5%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888