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報道発表

平成30年8月8日

財務省

平成30年6月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支6,453億円+1,996億円(黒字幅拡大)
 貿易収支8,205億円+3,072億円(黒字幅拡大)
 輸出6兆9,752億円+5,958億円(+9.3%増加)
輸入6兆1,548億円+2,886億円(+4.9%増加)
サービス収支▲1,751億円▲1,076億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支5,876億円+618億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲573億円▲111億円(赤字幅拡大)
経常収支1兆1,756億円+2,503億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:6,453億円の黒字(前年同月比+1,996億円 黒字幅拡大)

「貿易収支」が黒字幅を拡大したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:8,205億円の黒字(前年同月比+3,072億円 黒字幅拡大)

輸出額の増加が輸入額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を拡大した。

  1. 出:6兆9,752億円(前年同月比+5,958億円[+9.3%]増加、20か月連続の増加)

  2. 入:6兆1,548億円(前年同月比+2,886億円[+4.9%]増加、3か月連続の増加)

[参考1] 平成30年6月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局7月27日付公表)

(1) 輸出:7兆532億円(確報値:前年同月比+4,452億円[+6.7%]増加、数量:同+1.4%増加、価格:同+5.2%増加)

  1. 「商品別」では、原動機(同+343億円[+15.4%]、数量:同+8.4%)、半導体等電子部品(同+297億円[+9.0%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+3,064億円[+8.6%])等が増加。

(2) 輸入:6兆3,325億円(9桁速報値:前年同月比+1,577億円[+2.6%]増加、数量:同▲5.8%減少、価格:同+8.9%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+964億円[+20.2%]、数量:同▲17.1%)、非鉄金属(同+347億円[+23.1%]、数量:同+0.4%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同+1,476億円[+27.0%])、アジア(同+481億円[+1.6%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:76.34米ドル/バレル(前年同月比+46.4%)

  2. 円ベース:52,731円/キロリットル(前年同月比+45.0%)

(2) サービス収支:▲1,751億円の赤字(前年同月比▲1,076億円 赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(6月):2,704,500人(前年同月比+15.3%)

出国日本人数(6月):1,421,600人(前年同月比+6.4%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:5,876億円の黒字(前年同月比+618億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は4,744億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 6月
直接投資1兆6,333億円5,651億円
証券投資▲1兆7,252億円1兆9,549億円
 株式・投資ファンド持分2兆5,541億円1兆4,808億円
中長期債1,862億円▲1兆1,894億円
短期債▲4兆4,655億円1兆6,636億円
金融派生商品1,724億円2,189億円
その他投資▲545億円2,119億円
外貨準備5,946億円3,700億円
金融収支6,206億円3兆3,208億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が6,206億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆8,900億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆6,328億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:5,784億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:2,567億円の負債増

海外親会社による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲9,213億円の負債減

輸送用機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:3,922億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

110.03円/米ドル(前年同月:110.91円/米ドル、前年同月比0.8%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

128.52円/ユーロ(前年同月:124.56円/ユーロ、前年同月比3.2%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888