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報道発表

平成30年7月9日

財務省

平成30年5月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲2,616億円▲2,136億円(赤字幅拡大)
 貿易収支▲3,038億円▲1,954億円(赤字幅拡大)
 輸出6兆3,232億円+6,035億円(+10.6%増加)
輸入6兆6,271億円+7,989億円(+13.7%増加)
サービス収支423億円▲182億円(黒字幅縮小)
第一次所得収支2兆3,980億円+4,513億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,982億円+74億円(赤字幅縮小)
経常収支1兆9,383億円+2,451億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:▲2,616億円の赤字(前年同月比▲2,136億円 赤字幅拡大)

「貿易収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「貿易・サービス収支」は赤字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:▲3,038億円の赤字(前年同月比▲1,954億円 赤字幅拡大)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は赤字幅を拡大した。

  1. 出:6兆3,232億円(前年同月比+6,035億円[+10.6%]増加、19か月連続の増加)

  2. 入:6兆6,271億円(前年同月比+7,989億円[+13.7%]増加、2か月連続の増加)

[参考1] 平成30年5月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局6月28日付公表)

(1) 輸出:6兆3,236億円(確報値:前年同月比+4,719億円[+8.1%]増加、数量:同+4.2%増加、価格:同+3.7%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+574億円[+7.1%]、数量:同+8.2%)、半導体等製造装置(同+442億円[+23.4%]、数量:同+18.6%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+3,170億円[+9.8%])等が増加。

(2) 輸入:6兆9,040億円(9桁速報値:前年同月比+8,480億円[+14.0%]増加、数量:同+6.4%増加、価格:同+7.2%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,514億円[+28.7%]、数量:同+0.4%)、航空機類(同+730億円[+264.4%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,771億円[+9.5%])、中東(同+2,071億円[+33.5%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース70.62米ドル/バレル(前年同月比+31.0%)

  2. 円ベース:48,461円/キロリットル(前年同月比+28.1%)

(2) サービス収支:423億円の黒字(前年同月比▲182億円 黒字幅縮小)

「輸送収支」が赤字幅を拡大したことから、「サービス収支」は黒字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(5月):2,675,000人(前年同月比+16.6%)

出国日本人数(5月):1,383,800人(前年同月比+5.0%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆3,980億円の黒字(前年同月比+4,513億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は
4,345億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 5月
直接投資5,651億円1兆3,648億円
証券投資1兆9,549億円▲1兆9,861億円
 株式・投資ファンド持分1兆4,808億円▲6,225億円
中長期債▲1兆1,894億円103億円
短期債1兆6,636億円▲1兆3,739億円
金融派生商品2,189億円▲2,062億円
その他投資2,119億円1兆3,649億円
外貨準備3,700億円▲1,121億円
金融収支3兆3,208億円4,254億円

「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が3兆3,208億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆3,486億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆544億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲1兆4,543億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:7,835億円の負債増

海外親会社による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲4,264億円の負債減

銀行業等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲2,648億円の負債減

その他債券が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

109.69円/米ドル(前年同月:112.21円/米ドル、前年同月比2.2%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

129.68円/ユーロ(前年同月:124.14円/ユーロ、前年同月比4.5%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888