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報道発表

平成30年6月8日

財務省

平成30年4月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支723億円▲1,996億円(黒字幅縮小)
 貿易収支5,738億円+212億円(黒字幅拡大)
 輸出6兆6,321億円+4,556億円(+7.4%増加)
輸入6兆 583億円+4,343億円(+7.7%増加)
サービス収支▲5,015億円▲2,208億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支1兆9,394億円+787億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,666億円▲144億円(赤字幅拡大)
経常収支1兆8,451億円▲1,353億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:723億円の黒字(前年同月比▲1,996億円 黒字幅縮小)

「サービス収支」が赤字幅を拡大したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:5,738億円の黒字(前年同月比+212億円 黒字幅拡大)

輸出額の増加が輸入額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を拡大した。

  1. 出:6兆6,321億円(前年同月比+4,556億円[+7.4%]増加、18か月連続の増加)

  2. 入:6兆583億円(前年同月比+4,343億円[+7.7%]増加、2か月振りの増加)

[参考1] 平成30年4月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局5月30日付公表)

(1) 輸出:6兆8,223億円(確報値:前年同月比+4,922億円[+7.8%]増加、数量:同+4.6%増加、価格:同+3.0%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+1,421億円[+15.3%]、数量:同+14.1%)、船舶(同+363億円[+38.3%]、数量:同+24.3%)、半導体等製造装置(同+355億円[+18.0%]、数量:同+24.2%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,067億円[+6.0%])等が増加。

(2) 輸入:6兆1,978億円(9桁速報値:前年同月比+3,458億円[+5.9%]増加、数量:同+1.5%増加、価格:同+4.4%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+959億円[+16.9%]、数量:同▲0.6%)、原動機(同+331億円[+38.5%]、数量:同+11.6%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+1,056億円[+3.7%])、中東(同+1,376億円[+21.8%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:66.14米ドル/バレル(前年同月比+22.8%)

  2. 円ベース:44,199円/キロリットル(前年同月比+17.6%)

(2) サービス収支:▲5,015億円の赤字(前年同月比▲2,208億円 赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(4月):2,900,700人(前年同月比+12.5%)

出国日本人数(4月):1,356,700人(前年同月比+9.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆9,394億円の黒字(前年同月比+787億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は
4,349億円の黒字)

「証券投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 4月
直接投資1兆3,648億円9,283億円
証券投資▲1兆9,861億円4兆8,985億円
 株式・投資ファンド持分▲6,225億円3兆2,149億円
中長期債103億円2兆2,017億円
短期債▲1兆3,739億円▲5,181億円
金融派生商品▲2,062億円▲1,950億円
その他投資1兆3,649億円▲9,063億円
外貨準備▲1,121億円▲1,125億円
金融収支4,254億円4兆6,130億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が4,254億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆2,636億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆462億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:2兆2,888億円の資産増

生命保険会社が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:▲1,011億円の負債減

本邦企業による海外子会社に対する借入金返済等がみられ、負債減(回収超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:1兆6,687億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:2兆2,785億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

107.43円/米ドル(前年同月:110.06円/米ドル、前年同月比2.4%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

132.13円/ユーロ(前年同月:117.94円/ユーロ、前年同月比12.0%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888