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報道発表

平成30年5月10日

財務省

平成30年3月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支1兆3,838億円+2,903億円(黒字幅拡大)
 貿易収支1兆1,907億円+3,251億円(黒字幅拡大)
 輸出7兆4,479億円+2,692億円(+3.7%増加)
輸入6兆2,572億円▲559億円(▲0.9%減少)
サービス収支1,931億円▲348億円(黒字幅縮小)
第一次所得収支2兆1,053億円▲1,343億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲3,669億円▲295億円(赤字幅拡大)
経常収支3兆1,223億円+1,264億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を拡大したことから、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:1兆3,838億円の黒字(前年同月比+2,903億円 黒字幅拡大)

「貿易収支」が黒字幅を拡大したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:1兆1,907億円の黒字(前年同月比+3,251億円 黒字幅拡大)

輸出額が増加したこと等から、「貿易収支」は黒字幅を拡大した。

  1. 出:7兆4,479億円(前年同月比+2,692億円[+3.7%]増加、17か月連続の増加)

  2. 入:6兆2,572億円(前年同月比▲559億円[▲0.9%]減少、15か月振りの減少)

[参考1]  平成30年3月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局4月26日付公表)

(1) 輸出:7兆3,827億円(確報値:前年同月比+1,547億円[+2.1%]増加、数量:同+1.8%増加、価格:同+0.3%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+562億円[+5.4%]、数量:同+4.8%)、半導体等製造装置(同+394億円[+16.8%]、数量:同+20.8%)、金属加工機械(同+350億円[+32.2%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+1,745億円[+4.5%])等が増加。

(2) 輸入:6兆5,857億円(9桁速報値:前年同月比▲388億円[▲0.6%]減少、数量:同▲4.9%減少、価格:同+4.5%増加)

  1. 「商品別」では、衣類・同付属品(同▲569億円[▲20.1%])、石炭(同▲294億円[▲12.2%]、数量:同▲5.7%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同▲1,931億円[▲6.0%])等が減少。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:66.75米ドル/バレル(前年同月比+18.9%)

  2. 円ベース:44,738円/キロリットル(前年同月比+11.4%)

(2) サービス収支:1,931億円の黒字(前年同月比▲348億円 黒字幅縮小)

「その他サービス収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(3月):2,607,900人(前年同月比+18.2%)

出国日本人数(3月):1,807,100人(前年同月比+3.5%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆1,053億円の黒字(前年同月比▲1,343億円 黒字幅縮小)(うち再投資収益は4,341億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 3月
直接投資9,283億円8,202億円
証券投資4兆8,985億円▲1兆5,437億円
 株式・投資ファンド持分3兆2,149億円5,053億円
中長期債2兆2,017億円▲2兆9,930億円
短期債▲5,181億円9,440億円
金融派生商品▲1,950億円▲4,078億円
その他投資▲9,063億円2兆2,883億円
外貨準備▲1,125億円3,820億円
金融収支4兆6,130億円1兆5,390億円

「株式・投資ファンド持分」を中心とした「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が4兆6,130億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆3,934億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:▲7,278億円の資産減

投資信託委託会社等が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆4,237億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4,651億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲3兆9,426億円の負債減

銀行業等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲7,780億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

106.00円/米ドル(前年同月:113.01円/米ドル、前年同月比6.2%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

130.82円/ユーロ(前年同月:120.73円/ユーロ、前年同月比8.4%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888