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報道発表

平成30年4月9日

財務省

平成30年2月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支3,114億円▲7,723億円(黒字幅縮小)
 貿易収支1,887億円▲8,890億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆4,235億円+554億円(+0.9%増加)
輸入6兆2,348億円+9,443億円(+17.8%増加)
サービス収支1,227億円+1,166億円(黒字幅拡大)
第一次所得収支1兆9,481億円▲539億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1,835億円▲82億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆  760億円▲8,345億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:3,114億円の黒字(前年同月比▲7,723億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:1,887億円の黒字(前年同月比▲8,890億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆4,235億円(前年同月比+554億円[+0.9%]増加、16か月連続の増加)

  2. 入:6兆2,348億円(前年同月比+9,443億円[+17.8%]増加、14か月連続の増加)

[参考1]  平成30年2月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局3月29日付公表)

(1) 輸出:6兆4,633億円(確報値:前年同月比+1,162億円[+1.8%]増加、数量:同▲2.1%減少、価格:同+4.1%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+1,479億円[+15.7%]、数量:同+9.7%)、航空機類(同+216億円[+56.0%])、金属加工機械(同+199億円[+24.1%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対EU(同+803億円[+11.5%])、米国(同+530億円[+4.3%])等が増加。

(2) 輸入:6兆4,608億円(9桁速報値:前年同月比+9,182億円[+16.6%]増加、数量:同+11.7%増加、価格:同+4.4%増加)

  1. 「商品別」では、衣類・同付属品(同+751億円[+38.6%])、液化天然ガス(同+675億円[+18.8%]、数量:同+6.5%)、石油製品(同+478億円[+36.1%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+6,592億円[+26.5%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:68.24米ドル/バレル(前年同月比+23.4%)

  2. 円ベース:46,925円/キロリットル(前年同月比+18.9%)

(2) サービス収支:1,227億円の黒字(前年同月比+1,166億円 黒字幅拡大)

「旅行収支」が黒字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(2月):2,509,300人(前年同月比+23.3%)

出国日本人数(2月):1,390,500人(前年同月比▲6.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆9,481億円の黒字(前年同月比▲539億円 黒字幅縮小)(うち再投資収益は4,283億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 2月
直接投資8,202億円1兆8,142億円
証券投資▲1兆5,437億円4兆9,795億円
 株式・投資ファンド持分5,053億円1兆  536億円
中長期債▲2兆9,930億円2兆3,348億円
短期債9,440億円1兆5,911億円
金融派生商品▲4,078億円2,002億円
その他投資2兆2,883億円▲6兆3,027億円
外貨準備3,820億円5,160億円
金融収支1兆5,390億円1兆2,072億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆5,390億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆72億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:2,179億円の資産増

生命保険会社が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲2兆9,296億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1,869億円の負債増

海外親会社による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲2,873億円の負債減

小売業等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:634億円の負債増

政府機関債券が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

107.82円/米ドル(前年同月:113.06円/米ドル、前年同月比4.6%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

133.42円/ユーロ(前年同月:120.40円/ユーロ、前年同月比10.8%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888