現在位置 : トップページ > 国際政策 > 関連資料・データ > 国際収支状況 > 速報 > 平成29年12月中 国際収支状況(速報)の概要

報道発表

平成30年2月8日

財務省

平成29年12月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支3,344億円▲1,857億円(黒字幅縮小)
 貿易収支5,389億円▲2,698億円(黒字幅縮小)
 輸出7兆2,715億円+5,900億円(+ 8.8%増加)
輸入6兆7,326億円+8,599億円(+14.6%増加)
サービス収支▲2,045億円+841億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支6,148億円▲693億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1,520億円▲620億円(赤字幅拡大)
経常収支7,972億円▲3,170億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:3,344億円の黒字(前年同月比▲1,857億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:5,389億円の黒字(前年同月比▲2,698億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:7兆2,715億円(前年同月比+5,900億円[+8.8%]増加、13か月連続の増加)

  2. 入:6兆7,326億円(前年同月比+8,599億円[+14.6%]増加、12か月連続の増加)

[参考1] 平成29年12月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局1月30日付公表)

(1) 輸出:7兆3,031億円(確報値:前年同月比+6,242億円[+9.3%]増加、数量:同+4.5%増加、価格:同+4.6%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+591億円[+5.6%]、数量:同+4.0%)、鉄鋼(同+439億円[+16.7%] 、数量:同▲1.5%)、半導体等製造装置(同+407億円[+17.8%]、数量:同+7.4%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+3,725億円[+10.0%])等が増加。

(2) 輸入:6兆9,444億円(9桁速報値:前年同月比+9,014億円[+14.9%]増加、数量:同+5.9%増加、価格:同+8.5%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,730億円[+28.8%]、数量:同▲3.0%)、通信機(同+1,288億円[+55.8%])、石油製品(同+568億円[+44.5%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+4,589億円[+15.7%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:62.44米ドル/バレル(前年同月比+33.5%)

  2. 円ベース:44,155円/キロリットル(前年同月比+32.8%)

(2) サービス収支:▲2,045億円の赤字(前年同月比+841億円 赤字幅縮小)

「旅行収支」が黒字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(12月):2,521,300人(前年同月比+23.0%)

出国日本人数(12月):1,469,000人(前年同月比+0.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:6,148億円の黒字(前年同月比▲693億円 黒字幅縮小)(うち再投資収益は 4,262億円の黒字)

「証券投資収益」が赤字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 12月
直接投資2兆2,663億円6,484億円
証券投資▲1兆3,379億円▲1兆9,464億円
 株式・投資ファンド持分1兆3,797億円2兆 918億円
中長期債▲592億円▲1兆8,252億円
短期債▲2兆6,584億円▲2兆2,130億円
金融派生商品8,170億円5,914億円
その他投資▲380億円2兆2,484億円
外貨準備1,776億円▲1,372億円
金融収支1兆8,851億円1兆4,046億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆8,851億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:2兆7,546億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆3,392億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲2,874億円の資産減

生命保険会社が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:4,883億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲406億円の負債減

食料品等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲2,282億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

112.97円/米ドル(前年同月:115.95円/米ドル、前年同月比2.6%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

133.70円/ユーロ(前年同月:122.39円/ユーロ、前年同月比9.2%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888