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報道発表

平成29年8月8日

財務省

平成29年6月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支4,686億円▲1,358億円(黒字幅縮小)
 貿易収支5,185億円▲2,441億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆3,709億円+5,251億円(+ 9.0%増加)
輸入5兆8,524億円+7,692億円(+15.1%増加)
サービス収支▲499億円+1,083億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支5,072億円+945億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲412億円▲6億円(赤字幅拡大)
経常収支9,346億円▲418億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:4,686億円の黒字(前年同月比▲1,358億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:5,185億円の黒字(前年同月比▲2,441億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆3,709億円(前年同月比+5,251億円[+9.0%]増加、7か月連続の増加)

  2. 入:5兆8,524億円(前年同月比+7,692億円[+15.1%]増加、6か月連続の増加)

[参考1] 平成29年6月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局7月28日公表)

(1) 輸出:6兆6,084億円(確報値:前年同月比+5,831億円[+9.7%]増加、数量:同+4.0%増加、価格:同+5.5%増加)

  1. 「商品別」では、半導体等製造装置(同+619億円[+38.2%]、数量:同+24.3%)、自動車(同+499億円[+5.0%]、数量:同+5.9%)、鉄鋼(同+441億円[+19.0%]、数量:同▲6.6%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+4,276億円[+13.6%])等が増加。

(2) 輸入:6兆1,686億円(9桁速報値:前年同月比+8,297億円[+15.5%]増加、数量:同+4.2%増加、価格:同+10.9%増加)

  1. 「商品別」では、石炭(同+1,334億円[+115.9%]、数量:同+19.8%)、液化天然ガス(同+904億円[+43.9%]、数量:同▲1.2%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,926億円[+10.8%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:52.21米ドル/バレル(前年同月比+15.3%)

  2. 円ベース:36,412円/キロリットル(前年同月比+17.9%)

(2) サービス収支:▲499億円の赤字(前年同月比+1,083億円 赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(6月):2,346,500人(前年同月比+18.2%)

出国日本人数(6月):1,320,000人(前年同月比+3.8%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:5,072億円の黒字(前年同月比+945億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は3,325億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資1兆4,614億円1兆6,182億円
証券投資1兆1,731億円4兆9,751億円
 株式・投資ファンド持分9,475億円7,020億円
中長期債2兆 263億円1兆6,178億円
短期債▲1兆8,007億円2兆6,553億円
金融派生商品▲175億円2,678億円
その他投資▲1兆1,727億円▲4兆9,932億円
外貨準備▲1,006億円3,169億円
金融収支1兆3,437億円2兆1,847億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆3,437億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆5,267億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆2,419億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:1兆2,960億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:652億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:2,944億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲7,302億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

110.91円/米ドル(前年同月:105.49円/米ドル、前年同月比5.1%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

124.56円/ユーロ(前年同月:118.54円/ユーロ、前年同月比5.1%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888