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報道発表

平成29年6月8日

財務省

平成29年4月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支2,589億円▲122億円(黒字幅縮小)
 貿易収支5,536億円▲1,289億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆1,786億円+5,618億円(+10.0%増加)
輸入5兆6,250億円+6,907億円(+14.0%増加)
サービス収支▲2,947億円+1,167億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支1兆8,480億円+1,029億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,551億円+451億円(赤字幅縮小)
経常収支1兆9,519億円+1,358億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「サービス収支」が赤字幅を縮小し、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:2,589億円の黒字(前年同月比▲122億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:5,536億円の黒字(前年同月比▲1,289億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆1,786億円(前年同月比+5,618億円[+10.0%]増加、5か月連続の増加)

  2. 入:5兆6,250億円(前年同月比+6,907億円[+14.0%]増加、4か月連続の増加)

[参考1] 平成29年4月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局5月30日付公表)

(1) 輸出:6兆3,294億円(確報値:前年同月比+4,399億円[+7.5%]増加、数量:同+4.1%増加)

  1. 「商品別」では、半導体等製造装置(同+454億円[+29.9%]、数量:同+28.5%)、鉄鋼(同+397億円[+18.1%]、数量:同▲7.4%)、原動機(同+334億円[+16.4%]、数量:同+8.4%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(除く中国)(同+2,227億円[+10.9%])、対中国(同+1,527億円[+14.8%])等が増加。

(2) 輸入:5兆8,483億円(9桁速報値:前年同月比+7,700億円[+15.2%]増加、数量:同+5.0%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+2,157億円[+61.0%]、数量:同+10.8%)、石炭(同+843億円[+78.8%]、数量:同+5.4%)、通信機(同+794億円[+57.2%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,613億円[+10.2%])、対中東(同+1,975億円[+45.4%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:53.90米ドル/バレル(前年同月比+45.8%)

  2. 円ベース:37,613円/キロリットル(前年同月比+45.3%)

(2) サービス収支:▲2,947億円の赤字(前年同月比+1,167億円 赤字幅縮小)

「旅行収支」が黒字幅を拡大し、「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した(旅行収支は、1,779億円の黒字。平成8年以降、単月として既往第1位の黒字額)。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(4月):2,578,900人(前年同月比+23.9%)(単月として過去最高)

出国日本人数(4月):1,260,000人(前年同月比+0.8%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆8,480億円の黒字(前年同月比+1,029億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は3,412億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したことから、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資4,658億円2兆4,228億円
証券投資▲7兆3,080億円3兆5,134億円
 株式・投資ファンド持分▲9,297億円8,295億円
中長期債▲5兆3,973億円6,532億円
短期債▲9,810億円2兆  307億円
金融派生商品▲4,532億円2,287億円
その他投資8兆  577億円▲7,559億円
外貨準備3,083億円▲3,841億円
金融収支1兆  705億円5兆  249億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆705億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:7,829億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:5,675億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲4兆1,899億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:3,171億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:1兆4,972億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆2,075億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

110.06円/米ドル(前年同月:109.88円/米ドル、前年同月比0.2%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

117.94円/ユーロ(前年同月:124.37円/ユーロ、前年同月比5.2%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888