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報道発表

平成29年5月11日

財務省

平成29年3月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支1兆  459億円▲941億円(黒字幅縮小)
 貿易収支8,655億円▲116億円(黒字幅縮小)
 輸出7兆1,659億円+8,292億円(+13.1%増加)
輸入6兆3,004億円+8,408億円(+15.4%増加)
サービス収支1,804億円▲825億円(黒字幅縮小)
第一次所得収支2兆1,951億円+360億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲3,333億円▲63億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆9,077億円▲645億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「サービス収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:1兆459億円の黒字(前年同月比▲941億円 黒字幅縮小)

「サービス収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:8,655億円の黒字(前年同月比▲116億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:7兆1,659億円(前年同月比+8,292億円[+13.1%]増加、4か月連続の増加)

  2. 入:6兆3,004億円(前年同月比+8,408億円[+15.4%]増加、3か月連続の増加)

[参考1] 平成29年3月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局4月27日付公表)

(1) 輸出:7兆2,296億円(確報値:前年同月比+7,728億円[+12.0%]増加、数量:同+6.6%増加)

  1. 「商品別」では、自動車の部分品(同+635億円[+21.2%]、数量:同+14.7%)、科学光学機器(同+452億円[+25.6%])、鉄鋼(同+412億円[+15.6%]、数量:同▲9.7%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(除く中国)(同+3,588億円[+16.3%])、対中国(同+1,834億円[+16.4%])等が増加。

(2) 輸入:6兆6,156億円(9桁速報値:前年同月比+9,037億円[+15.8%]増加、数量:同+4.2%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+2,142億円[+45.7%]、数量:同▲16.8%)、石炭(同+1,042億円[+75.7%]、数量:同▲1.8%)、石油製品(同+449億円[+52.3%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+3,068億円[+10.5%])、対中東(同+2,545億円[+45.5%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:56.13米ドル/バレル(前年同月比+74.1%)

  2. 円ベース:40,166円/キロリットル(前年同月比+75.0%)

(2) サービス収支:1,804億円の黒字(前年同月比▲825億円 黒字幅縮小)

「その他サービス収支」及び「旅行収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(3月):2,205,700人(前年同月比+9.8%)

出国日本人数(3月):1,739,000人(前年同月比+12.1%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆1,951億円の黒字(前年同月比+360億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は3,429億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資2兆4,228億円2兆1,355億円
証券投資3兆5,134億円▲2兆8,642億円
 株式・投資ファンド持分8,295億円7,920億円
中長期債6,532億円▲3兆3,056億円
短期債2兆  307億円▲3,506億円
金融派生商品2,287億円3,758億円
その他投資▲7,559億円1兆6,762億円
外貨準備▲3,841億円4,519億円
金融収支5兆  249億円1兆7,752億円

「短期債」を中心とした「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が5兆249億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:2兆5,963億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:▲8,039億円の資産減

投資信託委託会社等が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲3,727億円の資産減

信託銀行(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1,735億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲1兆6,333億円の負債減

輸送用機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲1兆259億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

113.01円/米ドル(前年同月:113.07円/米ドル、前年同月比0.1%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

120.73円/ユーロ(前年同月:125.54円/ユーロ、前年同月比3.8%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888