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報道発表

令和2年9月9日

財務省

令和2年上半期の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況

不正薬物全体の摘発件数、押収量は共に減少
コカイン、MDMA等の麻薬及び大麻樹脂等の押収量は増加

財務省は、令和2年上半期(令和2年1月から同年6月まで)に全国の税関が空港や港湾等において、不正薬物の密輸入その他の関税法違反事件を取り締まった実績をまとめましたのでお知らせします。

1.不正薬物*1

不正薬物全体の摘発件数は339件(前年同期比41%減)、押収量*2,3は約585kg(前年同期比63%減)となり、共に減少した。

  • *1覚醒剤、大麻、あへん、麻薬(ヘロイン、コカイン、MDMA等)、向精神薬及び指定薬物をいう。

  • *2錠剤型薬物を除く。

  • *3重量等未確定のものは含まない。以下、個々の押収量についても同様。

〔覚醒剤〕

  • 摘発件数は41件(前年同期比80%減)、押収量は約309kg(前年同期比79%減)と共に減少した。

  • 押収した覚醒剤は、薬物乱用者の通常使用量で約1,029万回分、末端価格にして約198億円に相当する。

〔大麻〕

  • 大麻草の摘発件数は41件(前年同期比34%減)、押収量は約7kg(前年同期比82%減)と共に減少した。

  • 大麻樹脂等(大麻リキッド等の大麻製品を含む。)は、摘発件数が53件(前年同期比29%減)と減少したものの、押収量は約20kg(前年同期比32%増)と増加し、上半期で前年の押収量を上回った。

〔コカイン〕

  • 摘発件数は13件(前年同期比46%減)と減少したものの、押収量は約87kg(前年同期比2.2倍)と増加した。

〔MDMA等〕

  • 摘発件数は38件(前年同期比21%減)と減少したものの、押収量は約6万4千錠(前年同期比約2.3倍)と増加し、上半期で前年の押収量を上回った。

2.金地金

摘発件数は34件(前年同期比約3.8倍)と増加したものの、押収量は約110kg(前年同期比25%減)と減少した。

3.知的財産侵害物品等

商標権を侵害する物品の密輸入事件5件を告発した。

象牙等のワシントン条約該当物品の密輸出事件や外国為替及び外国貿易法で輸出が規制された物品の不正輸出事件等を告発した。


【参考資料】

問い合わせ先

財務省関税局調査課 代表03-3581-4111

(内線) 5389